サーフィン初心者のための入門講座!サーフィンの始め方を徹底解説!
「サーフィンを始めてみたいけど、何から始めたら良いのか分からない」という方は多いのではないでしょうか。
「一人で独学でサーフィンを始めたい」「女性でもサーフィンを始められるのか不安」という方も中にはいると思います。
そこで、この記事では独学でサーフィンを始めて7年になる筆者が、サーフィンの始め方から必要な道具、サーフポイントの選び方やルールまで、サーフィン初心者が必要な情報を詳しく紹介します。
これからサーフィンを始めてみたいと思っている初心者の方や、サーフィンを始めるのに何かと不安な方は是非参考にしてみて下さい!
✓サーフィンに必要な道具
✓サーフポイントの選び方
✓サーフィンのルール
✓いつから始めるのがおすすめか
編集者
Masashi
MYPACE OUTDOOR創業者
■趣味:車旅/ サーフィン / 釣り / BBQ
■海が好き過ぎて海沿いの町に移住し、週3~5日はサーフィンをする生活。
もちろん仕事も一生懸命。将来の夢は海と山を行き来する生活。
contents
初心者でも大丈夫!サーフィンを始めてみよう!
サーフィンを始めるのはハードルが高く感じるかもしれませんが、必要な道具と波さえあれば簡単に始めることができます!
さらに、道具を揃えなくてもサーフショップが主催しているサーフィン体験では、必要な道具をレンタルできるので気軽に始めることができます。
しかし、始め方によっては挫折をしてしまったり、危険な目にあってしまうかもしれないので、これから紹介するポイントをおさえて、自分に合った始め方をすることが大切です。
まずは、そんなサーフィンの魅力について紹介します!
サーフィンの魅力って?
サーフィンの魅力
- 日常生活では感じられない、波に乗った時のスピード感!
- 波の動きや風向きに敏感になり、自然との繋がりを強く感じられる!
- サーフィンは全身を使うので、フィットネス効果もあり!
- 何より海に浸かっているだけで幸せな気分になれる!
ここに紹介した以外にもサーフィンにはたくさんの魅力があります。これまでサーフィンを始めようか迷っている方も、いざ始めてしまえばその魅力にどっぷりハマることでしょう。
サーフィンにハマりすぎて、海の近くに移住する方も多いです!筆者もその一人です!
しかし、練習をしないと中々上手くならないのも事実です。始め方を間違えると挫折する方もたくさんいるので、自分の性格を考慮しながら、これから紹介する始め方を参考にして下さい!
初心者向けサーフィンの始め方!
サーフィンの始め方は基本的にこの3種類で、上から順に初心者の方におすすめの始め方です。
- サーフィンスクールで始める
- 知り合いに教えて貰う
- 一人(独学)で始める
サーフィンスクールで始める
メリット
- その道のプロに教えて貰えるので安心感がある!
- 道具をレンタルできるので、手ぶらで気軽に行くことができる!
- レッスンを通じてサーフィン友達や仲間ができることがある!
デメリット
- お店によって良し悪しがあるので、行ってみないと分からない面がある。
- サーフショップの中にはしっかり教えて貰えないところもある。(ほぼ放置)
- 道具のレンタル代+スクール代とお金がかかる。(相場は約5000円~)
初心者の方はサーフィンスクールで始めるのが、一番おすすめで安全な方法です。その道のプロの方に教えて貰えるので、海の危険性からルール・マナーまでしっかり学ぶことができます。
ただしお店によって良し悪しがあるのも事実です。口コミ等を参考にまずはサーフィン体験といった軽いところから始めてみると良いでしょう。
こちらの記事は千葉のおすすめサーフィンスクールやスクールの選び方について解説しているので、参考にしてみて下さい!
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【千葉】おすすめサーフィンスクール5選!実体験やレビューから厳選!
サーファーの知り合いに教えてもらう
メリット
- 知っている人に教えて貰えるので、ハードルが低い!
- 道具を貸して貰えれば、初期費用をかなり安くできる!
- 将来的に一人で海に行くイメージになる!
デメリット
- 知り合いが予備の道具を持っていないと、レンタルか自分で用意をしないといけない。
- 知り合いの方に十分な知識がないと、間違った知識を覚えてしまう。
- 借りた道具をもし壊してしまったら、揉めてしまう可能性がある。
その道のプロの方にお金を払った方が確実に教えて貰えますが、やはり知っている人に教えて貰った方がハードルが低く、初期費用も安く済むでしょう。
サーファーはサーフィンの魅力を誰よりも知っているので、「サーフィンを始めてみたい!」と言えば、快く受け入れてくれる方が大半です。
ただし、その知り合いの方が予備の道具を持っていないと自分で用意することになるので、結局お金がかかってしまう場合があります。
また、中には「道具を貸して、ある程度教えたら放置!」という方も稀にいるので、「しっかり付き添って教えてくれるのか」行く前に確認してみましょう!
一人(独学)で始める
メリット
- 自分の好きなタイミングで海に行くことができる!
- サーフィンする場所を自分で選べる!
- 最初に道具を揃えたらお金がかからない!
- 上達が難しい分、達成感は大きい!
デメリット
- 海の危険性やサーフィンのルール・マナーは自分で調べないといけない。
- 周りに人がいない場合は、もし海で事故にあっても助けてくれる人がいない。
- 何が正しい上達方法なのか、迷ってしまう。
- 波の大きさ、風向き、コンディションを自分で調べて、その日サーフィンする場所を決めないといけない。
「本格的に始めたいから、道具の初期費用にお金をかけてサーフィンスクールにはお金をかけたくない。でも周りにサーファーはいない」そんな方は独学でサーフィンを始めることになります。まずはサーフィンの基礎知識を十分に調べてから海に向かうようにしましょう。
こちらにサーフィンの基礎知識やルール・マナーをまとめているので、しっかり覚えておきましょう!
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絶対覚えておきたい!サーフィンの基礎知識とルール・マナー
サーフィンは決して簡単なスポーツではないので「思ったのと違う」と思うことが多々あると思います。
一度もサーフィンをしたことない方は、まずはサーフィン体験で良いので一度やってみることをおすすめします!
また、道具を揃える費用も決して安くはないので、道具を揃えて辞めてしまうのは非常に勿体無いです。体験をしてみて「やっぱりサーフィン始めたいな!」と思ったら、これから紹介する必要な道具を揃えていけば良いのです。
初心者がサーフィンを始めるのに必要な道具は?
初心者の方がサーフィンを始めるにあたって必要な道具は以下の7点です。
- サーフボード
- フィン
- リーシュコード
- ワックス
- ウエットスーツ
- 水着(女性の方は特に必須です)
- デッキパッド(ショートボードやファンボードを始める際は必要です)
サーフィン体験の場合は基本的にレンタルすることができるので、手ぶらでサーフィンを始めることができます!
独学で始める場合はさらに必要なアイテムもあるので、こちらを参考にしてみて下さい!
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サーフボード
サーフボードは長さによって3種類に分けられています。
- ロングボード:9'0ft(275㎝)以上
- ファンボード:9'0ft(275㎝)~6'6ft(198㎝)
- ショートボード:6'6ft(198㎝)以内
基本的に長いほど浮力が高くなり、ボードが安定するので立つことが楽になります。
しかし、大きすぎると保管や取り回しが大変になってしまうので、まず初心者の方はファンボードやショートボードのソフトボードという種類がおすすめです!
ボードの種類やそれぞれの特徴はこちらに詳しくまとめているので、参考にしてみて下さい!
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初心者向けサーフボードの選び方!サイズや浮力の目安を紹介
フィン
フィンはボードのバランスを調整し、舵取りのような役割があります。
固さや大きさによってパフォーマンスが変わってきますが、初心者の方はまずセットになっているものや、安価なもので十分です。ボードの種類と合ったものを選びましょう!
リーシュコード
リーシュコードは自身とボードを繋ぐ命綱のような役割があり、リーシュコードをつけていないとボードが離れて他の人にぶつかったり、溺れる可能性があります。
選んだサーフボードと同じ長さか1ft長いものを選ぶようにしましょう!
リーシュコードの詳しい選び方やおすすめはこちらを参考にして下さい!
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ワックス
ワックスはボードの表面に塗ることで滑り止めの役割をします。
ボードの種類によっては必要ないこともありますが、基本的に水温や外気温に合った固さの種類を選びます。
ワックスの塗り方やおすすめはこちら!
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サーフィンワックスのおすすめ4選!種類や選び方も解説!
ウエットスーツ
自身の体を守るために必要なのがウエットスーツです。保温効果やボードとの擦れから保護してくれる役割があるので、夏でも初心者の方には着用をおすすめします。
ウエットスーツにも生地の厚みや袖のタイプによって種類が分かれていますが、まずは3㎜フルスーツという種類が年間を通じて長く着ることができるのでおすすめです!
詳しくはこちらの記事を参考にしてみて下さい!
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【サーフィン初心者向け!】ウエットスーツの種類と選び方!
水着
ウエットスーツのインナーとして必要なのが水着です。
男性の場合は裸でも問題ないですが、サーフィン体験などでウエットスーツをレンタルする場合は必要になります。
女性の場合は、ウエットスーツの擦れや着替える際の周りの目を考えると必須になります。サーフィンに行く際は洋服の下に水着を着ておき、着いたらすぐ着替えれるようにすると、スムーズにサーフィンを始めることができます!
デッキパッド
デッキパッドはショートボードやファンボードのほとんどの種類で、後ろ足の滑り止めに必要なアイテムです。
たくさん種類がありますが、まずは気に入ったデザインのもので大丈夫です!
自身のボードに必要か調べて、選ぶようにしましょう!
初心者向けサーフポイントの選び方!
必要な道具を揃えたらサーフポイントを選ばないといけませんが、そもそもサーフィンはどんな場所で出来るでしょう?
「海ならどこでもできますか?」
「瀬戸内海や東京湾でもサーフィンできますか?」
実際にこんな質問をいただくことがありますが、サーフィンは波に乗るスポーツなので波がないと成立しません。
波の仕組み
基本的に波は遥か沖で吹いた風によって風波が立ち、その風波が長い距離を進むことによって波が大きくなり、うねりとして海岸に届きます。
出典:気象庁ホームページ
「風浪とうねり」(気象庁ホームページより)
そのうねりが海底の浅くなった場所に当たることで、波が割れサーフィンをすることができます。
基本的に「うねりが入る場所」かつ「浅くなっている場所」でしかサーフィンをすることができません。こちらは日本各地の有名なサーフポイントをまとめてみたので、参考にしてみて下さい!
この中でも特に千葉、宮崎はサーフィンのメッカです!詳しい紹介はこちら!
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湾の中や瀬戸内海などでは基本的にうねりが入らないので、サーフポイントになっていないですよね。
初心者のサーフポイントの選び方
サーフィン初心者の方がサーフポイントを選ぶ上で特に注意しないといけないポイントです!
- 波のサイズ
- アクセスの容易さやシャワー、トイレの有無
- サーフポイントの海底の情報
- サーファーの数
波のサイズ
波のサイズは体の部位で表現されることが多く、「腹胸たまに肩」といった記載がされています。個人差やコンディションにもよりますが、サーフィン初心者の方は腹サイズ以上だと波が大きく感じ、海の中の流れも複雑になってくるので、腰サイズ以下のポイントを選ぶようにしましょう。
アクセスの容易さやシャワーの有無
○○海水浴場といったサーフポイントだとアクセスが容易で、トイレ、シャワーがあることが多いです。シャワーがついていると、持って行く荷物も減らすことができます。
サーフポイントの海底の情報
海底は大きく分けて「リーフ」と「サンド」があります。リーフは海底がサンゴや岩になっており、サンドは砂地になっています。サーフィン初心者の場合はリーフだと足を切る可能性があるので、なるべくサンドの砂地のポイントを選ぶようにしましょう。
サーファーの数
サーファーの数は少ない方がぶつかる心配がなく、広々とサーフィンを楽しむことができますが、逆に誰もサーフィンをしていないと何かしらの危険がある可能性があります。サーフィン初心者のうちは必ず他のサーファーがいるポイントでサーフィンをしましょう!
サーフィンのルールについて
どんなスポーツにも守らないといけないルールがあるように、サーフィンにも守らないといけないルールがあります。
こちらは最低限覚えておきたいルールです。
サーフィンのルール
- ピーク優先(ワンマンワンウェイブ)
- 前乗り(ドロップイン)禁止
- ライディング中の邪魔をしない
こちらの記事に、基礎知識と一緒にルール・マナーを詳しくまとめているので、参考にしてみて下さい!
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ピーク優先(ワンマンワンウェイブ)
サーフィンで最も重要なルールの一つです。「一つの波には一人しか乗れない」という意味で、波が最初に崩れた部分(ピーク)に最も近い人に波に乗る権利があるということです。
基本的には一つの波に一人しか乗ることができませんが、左右に波が崩れる場合は左右に一人づつ波に乗ることができます。
前乗り禁止(ドロップイン)
前乗りもサーフィンにおいて重要なルールの一つで、他のサーファーが乗っている波の進行方向から波に乗ってしまうことです。
前乗りをしてしまうと、既に波に乗っているサーファーの邪魔をするだけでなく、ぶつかって怪我をする可能性もあるので、絶対にしないようにしましょう。
ライディング中の邪魔をしない
波に乗っているサーファーのことをライディング中と言いますが、サーフィンは基本的にライディング中のサーファーが優先されます。
もし沖に出ていく際に、ライディング中のサーファーとぶつかりそうになったら、沖に出ていく方が避けるようにしましょう。
それでもぶつかりそうになることがあります。その際は素直に「ごめんなさい」ということで、トラブルを回避することができます!
初心者はいつから始めるのがおすすめ?
結論!
- 1年中いつからでも大丈夫!
よく「夏から始めるのがおすすめ!」と書かれてますが、それは寒い時期に始めると保温性の高いウエットスーツを用意しないといけないからです。
気軽に始めるという面では夏の方が荷物が少なく、初期費用を抑える事ができますが、冬用のウエットスーツは続けていけば必ず必要になりますし、最初のうちはレンタルでも問題ありません!
ウエットスーツの種類はたくさんあるので、初めは迷ってしまうと思います。こちらにそれぞれの種類をまとめているので、参考にしてみて下さい!
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【サーフィン初心者向け!】ウエットスーツの種類と選び方!
筆者は12月に千葉県でサーフィンを始めましたし、基本的にいつから始めても問題ありません!むしろ「サーフィンを始めたい!」という情熱があるうちに始めることをおすすめします!
まとめ
サーフィンは始めるまでに少しハードルが高く感じますが、いざ始めてしまえば一生涯楽しめる趣味になります。
一人や女性の方は始めるまで少し抵抗があるかもしれませんが、サーフィンスクールや体験などでその抵抗を少しでも減らすことができれば、気軽に始めやすいと思います。一人や独学で始める場合はルール・マナー、海の危険性をよく勉強した上で始めましょう。
こちらの記事が一生涯の趣味に出会える第一歩になってくれればと思います。