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絶対覚えておきたい!サーフィンの基礎知識とルール・マナー

どんなスポーツにもルールとマナーがあるように、サーフィンにも守らないといけないルールとマナーがあります。

サーフィンは自然相手のスポーツなので、ルールとマナーを守らないと大きな事故や他のサーファーとのトラブルになってしまいます。

編集者

サーフィンをしっかり楽しむためにも、初心者の方はルールとマナーをしっかり覚えておきましょう。

本記事では基礎知識と一緒にルールとマナーを紹介していくので、特に初心者の方は海に行く前の参考にして貰えればと思います!

この記事を読んだら分かること
✓波や風の基礎知識
✓サーフィンのルールとマナー

編集者

Masashi

MYPACE OUTDOOR創業者
■趣味:車旅/ サーフィン / 釣り / BBQ
■海が好き過ぎて海沿いの町に移住し、週3~5日はサーフィンをする生活。
もちろん仕事も一生懸命。将来の夢は海と山を行き来する生活。

contents

    サーフィンの基礎知識

    ルール・マナーの前に、まずは波の基礎知識や風の見方を覚えておきましょう。

    波の基礎知識

    サーフィンをする上での波の呼び方は覚えておきましょう。

    ピーク

    沖から来たうねりが1番最初に崩れるところ。サーフィンのルールでも使われる言葉なので、必ず覚えておきましょう。

    ショルダー

    波が崩れる前の切り立っている部分。ショルダーが長いとその分乗れる距離が長くなるので、一般的には良い波になる。

    ショルダーが続かない波とは
    よく「この波はショルダーが続かないね」と言うことがありますが、それは乗れる範囲が続いていかないことを言います。一般的には良くない波です。

    トップ

    波が切り立っている上の部分。トップの位置でボードを返したり、大きく動かすことを総称してトップターンと言う。

    リップ

    トップの波が崩れる部分。波が上から下へ崩れる強いパワーがあるので、波が大きい時はこのリップでボードが折れることも。

    編集者

    リップにボードを当てて鋭く返す技をリッピングと言います。

    ボトム

    波が切り立っている下の部分。波が下から上に上がるパワーがあるので、このパワーを最大限利用できるかがサーフィン上達の鍵になる。

    ボトムターンとは
    ボトムからトップへ上がるパワーを利用するターン。サーフィンではとても重要なターンで、様々な技を決めるためには必要不可欠な技術。

    フェイス

    波のトップからボトム間の斜面。実際にサーフボードで走っていくところ。

    スープ

    波が崩れて白波になっている部分。スープにもサーフボードを押してくれる力があるので、初心者の方はまずこのスープで練習することが多い。

    波の向き(レギュラー・グーフィー)

    レギュラーの波

    岸から見て左に割れる波。

    グーフィーの波

    岸から見て右に割れる波。

    風向きについて

    波情報や天気予報には〇〇風と記載されているので、どの方角に向いて吹いている風なのか把握しておきましょう。

    風向きは記載されている方角から吹く風を表しています。

    風向きの見方
    北風→北から南に向かって吹く風
    西風→西から東に向かって吹く風

    サーフィンの風の呼び方(オフショア、オンショア等)

    風向きを理解したら風がサーフィンにおいてどのような影響があるのか、覚えておきましょう。

    サーフィンで使う風向き
    ・オフショア
    ・オンショア
    ・サイドショア(サイド)
    ・サイドオフ
    ・サイドオン

    この呼び方はサーフポイントの向いてる方角と先ほど紹介した風向きによって変わってきます。

    メモ
    サーフィンに適した風向きはポイントによって変わってくるので、波情報には基本的にこのオンショア、オフショア等で記載されています。

    オフショア

    陸から海に向かって吹く風。海面が綺麗になり(サーフィンでは面ツルと言います)サーフィンがしやすくなる風向き。ただし、強すぎるとうねりが抑えられてしまったり、ボードが飛んだりするので、程よいオフショアがベストコンディションになります。

    オンショア

    海から陸に向かって吹く風。海面が荒れてしまうので、基本的にサーフィンには適さない風向き。オンショアが嫌いな方が多いですが、オンショアのおかげで波が立ちサーフィンができることもあるので、筆者はそこまで嫌いではないです。

    サイドショア(サイド)

    海の真横から吹く風。オンショアと同様で海面が荒れてしまうので、サーフィンには適さない風向き。しかし、堤防などが壁になって風を防ぎ、海面が良くなることもあります。

    サイドオン

    海から陸に向かって斜めに吹く風。オンショアやサイドショアと同じで海面が荒れてしまうので、サーフィンには適さない風向き。こちらも、堤防や地形によっては風を防ぐことができる場合があります。

    サイドオフ

    陸から海に向かって斜めに吹く風。オフショア寄りなので基本的にはサーフィンに適している風向き。しかし、風が強過ぎると海面に影響が出てしまうこともあります。

    サーフィンのルール・マナー

    サーフィンの基礎知識をおさえたら、ルール・マナーを覚えておきましょう。冒頭でもお話しましたが、ルール・マナーを守らないと大きな事故やトラブルの原因になってしまうので、必ず守るようにしましょう。

    ピーク優先(ワンマンワンウェイブ)

    サーフィンにおいて最も重要なルールのひとつが「ワンマンワンウェイブ」です。これは「1つの波には1人しか乗れない」という意味で、ピークに最も近く一番最初にテイクオフした人しか波に乗れないという意味です。

    ただし、ピークからレギュラー、グーフィーの両方に行ける場合は、レギュラー側とグーフィー側それぞれ1人ずつ、計2人が同時に乗ることができます。

    この場合だと右側にピークがあるので、一番右側の方に波を乗る権利があります。
    この場合だと左側にピークがあるので、一番左側の方に波を乗る権利があります。
    編集者

    初心者の方でピークの位置が分からない場合は、スクールに行くか経験者の方と一緒に陸からピークの位置を勉強しましょう!

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    前乗り(ドロップイン)禁止

    「前乗り禁止」もサーフィンにおいて最も重要なルールの1つで、他のサーファーが乗っているにも関わらず、その進行方向から波に乗ってしまうことです。

    編集者

    こちらの画像の場合は、一番右側のサーファー以外は前乗りをしています。

    前乗りは波に乗っているサーファーの邪魔をするだけでなく、ぶつかって危険な事故を引き起こす可能性があります。

    前乗りをしないためにも、波に乗る前は必ずピーク側を見て、乗っている人がいないか確認してから波に乗るようにしましょう。

    初心者の方で周りが見えずに前乗りをしてしまった際は、波に乗っていたサーファーに素直に謝ることが大切です。

    前乗りをしないために
    前乗りは中級者レベルになってもしてしまう人はいるので、初心者の頃から波に乗る際はピーク側に人がいないか確認する癖をつけましょう!

    スネーキング禁止

    スネーキングは人によって多少解釈が違いますが、基本的にピークから波に乗ろうとしているサーファーに対してインサイドからピーク側に回り込み、波に乗れなくすることです。蛇のような動きをすることからスネーキングと言われています。

    スネーキングをしている本人は「ピーク優先」と思っているかもしれませんが、波が来た時点でピーク側にいる人に波に乗る優先権があります。

    混雑しているポイントではよく見かけますが、厳しいローカルに怒鳴られてもおかしくない行為なので絶対にしないようにしましょう。

    スネーキングは「ピーク優先」や「前乗り禁止」のような代表的なルールと違って既にサーフィンをしている方も知らないこともあるので、しっかり覚えておきましょう。

    スネーキングについて
    スネーキングは判断が難しい場面もあるので、基本的には「ピークでパドルしている人がいたら波に乗りにいかない」ぐらいの余裕を持ってサーフィンをしましょう!

    ライディングの邪魔をしない

    サーフィンは基本的に波に乗っている人(ライディング中と言ったりします)に優先権があるので、ライディング中のサーファーの邪魔をしないことがルールです。

    ゲッティングアウトする際にライディング中のサーファーとぶつかりそうになったら、ショルダー側ではなくスープ側に逃げるのが基本ですが、時と場合によってはショルダー側に逃げることもあります。

    初心者の頃はスープに戻されるのが嫌でついついショルダー側に行ってしまいますが、ぶつかる危険性や邪魔になってしまうので、頑張ってスープ側に行くようにしましょう。

    ゲッティングアウトとは
    沖に向かてパドルすること
    パドルとは
    ボードに腹ばいになってクロールのように両手で漕いで進むこと。サーフィンの基本動作。

    いきなりピークに行かない

    これまで説明したように、波に乗る最も優先権のある位置がピークです。だからといって海に入っていきなりピークに行き、ガツガツ波に乗るのはサーファーとしてかっこよくありません。

    まずはピークからずらした位置で波待ちをし、波が割れる様子や入っているサーファーの雰囲気を感じて、徐々にピークに向かうようにしましょう!

    編集者

    ピーク付近は混雑し経験や技術が必要な場合があるので、特に初心者の方はピークからずらした位置でサーフィンすることをおすすめします!

    ピークについて
    少しややこしいですが、ここでのピークはそのポイントにおいて一番波がよく割れている場所を指します。
    ローカルリスペクトについて
    サーフィンにはローカルリスペクトといって、普段その海に入っているローカル(地元の方)の方を尊重する文化があります。ビジターサーファー(遠方や初心者の方)は特にこのローカルリスペクトの精神を持ち、いきなりピークに行かないようにしましょう。

    集団で入らない

    千葉や湘南などの混雑地域では無理な話になってしまいますが、サーフトリップなどで地方に行く時は集団で入らないようにしましょう。波は数が限られているので、集団で入ると1人1人に回ってくる波の数が減ってしまいます。

    自分達だけでなく、他のサーファーの配慮もできるサーファーになりましょう。

    編集者

    もし複数で海に行く場合はグループを分けて、片方はビデオ撮影をしたりするとレベルアップにも繋がりますね!

    騒音防止・違法駐車禁止

    サーフィンはサーフポイント付近に住んでいる地元住民あってこそのスポーツです。

    騒音や違法駐車は地元住民の不満になり、サーフィン全体のイメージを悪くしてしまうどころか、そのポイントでサーフィンができなくなる可能性もあります。

    1人1人が意識することで改善されるので、必ず守るようにしましょう。

    初心を忘れないで!
    初心者の方よりも、少し慣れてきた方が早朝から大きな声を出したり違法駐車をすることが多いように感じます。慣れてきても地元民への配慮は忘れないようにしましょう。

    最後に

    筆者は全国の様々なポイントでサーフィンをしてきましたが、「ローカルだからルールは守らない」といった方もたくさんいます。

    ルールを守っていない方が悪いはずなのに、ビジターの方が悪いといった場面も何度も見てきました。

    勿論、ローカルへのリスペクトは忘れてはいけませんが、そんなローカルは全然かっこよくないですよね。

    この記事を読んでくれてサーフィンを始めた方が、ローカルサーファーになったとしてもルール・マナーを守れるかっこいいサーファーであって欲しいなと思います。

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