宮崎のサーフポイント13選！移住者おすすめのトリップ情報

日本有数のサーフィンスポットである宮崎県。

2019年には世界大会の会場にも選ばれた場所とあって、サーフィン好きなら一度は行ってみたいスポットのひとつではないでしょうか。

しかし、せっかく行くならいろいろなサーフポイントを巡りたいし、なるべく失敗したくないですよね。

私も、宮崎に一度サーフトリップに来て、「移住しよう！」と決断しました。

そこで、この記事では東京からの移住者である私が、宮崎のおすすめサーフポイントやトリップ情報について詳しく紹介していきます。

これから、宮崎にサーフトリップを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

宮崎でサーフィンをするメリット

なぜ、多くのサーファーが宮崎にトリップしに来るのか。

私が思うに、宮崎でサーフィンをするメリットは大きく2つあると考えています。

それがこちらです。

1. ロケーションが良く、気持ちが良い
2. 都会よりは人が少ない

ロケーションが良く、気持ちが良い

宮崎県はいたるところにフェニックスというヤシ科の木が植えられており、南国気分を味わうことができます。

そのため、サーフポイントのロケーションも抜群で、海岸沿いを車で走行するだけで気持ちが良いものです。

ロケーションの良いサーフポイントは日本全国にありますが、宮崎県の温暖な気候と合わさって、「本当に南国に来たみたい」と思わせてくれます。

都会よりは人が少ない

東京や大阪からアクセスできるサーフポイントは人が多く混雑していることがほとんどですが、宮崎県は田舎なので湘南や伊勢、生見ほど混み合うことはありません。

とくに、日南方面や日向方面など、宮崎空港から距離のある場所は比較的空いているので、都会近くのポイントよりは優雅にサーフィンを楽しむことができるでしょう。

ただし、最近は移住者やトリップ客が多く、田舎の貸し切りサーフィンをイメージしてくると、「意外と人が多い」と感じてしまう可能性があるので頭に入れておきましょう。

宮崎のメインシーズンはいつ？

宮崎は基本的に1年中サーフィンできますが、メインシーズンは7月～11月。

とくに、九州は台風が多く、夏～秋にかけての台風シーズンは波のサイズも上がるのでおすすめです。

ただし、夏のメインシーズンは海水浴客やスクール生も多くなるので、サーフィンする際は注意するようにしましょう。

シーズン	波のサイズ	ウェットスーツ	特徴
7月～11月	◎	パンツ～タッパー	メインシーズンなので、海水浴客やスクール生に注意
11月～4月	○	シーガル～セミドライ	冬はオフショアの影響で面が良い
5月～6月	△	シーガル～スプリング	この季節は波も小さく小ぶりなことが多い

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ゆったりサーフィンするなら11月以降がおすすめ！

宮崎県は九州の中でも南に位置しており、1年を通して温暖な気候です。

そのため、0℃を下回ることはほとんどなく、冬の時期でも快適にサーフィンを楽しめます。

メインシーズンは7月～11月ですが、個人的におすすめなのは11月以降のピークが過ぎた時期です。

この時期は、人も少なくゆったりサーフィンできるのが魅力ですが、何より駐車場が空くので余計なストレスが溜まりません。

せっかくトリップで宮崎に来たのに、「駐車場がめっちゃ遠い」「車を止めるのに何時間もかかった」という事態にならないためにも、ピークが過ぎた時期を選ぶのがおすすめです。

宮崎で行くべきおすすめサーフポイント3選！

南北に長く、各エリアにサーフポイントが点在する宮崎県ですが、ここではサーフトリップにおすすめのサーフポイントを3つ紹介します。

おすすめのサーフポイントはこちらです。

1. 恋ヶ浦（こいがうら）
2. 小倉ヶ浜（おくらがはま）
3. 木崎浜（きさきはま）

サーフポイント➀恋ヶ浦（こいがうら）

宮崎の中でも屈指の海のキレイさを誇る恋ヶ浦は、宮崎にサーフトリップするなら絶対に行ってほしいポイントです。

コンスタントに波が立つポイントで、初心者よりは中級者～上級者向けのポイント。

初心者の方は、比較的人が少ない崖下ポイントがおすすめです。

無料駐車場もあるので便利なのですが、何よりネックなのは宮崎空港から遠いということ。

宮崎空港から空いていて約1時間半、日中は2時間以上かかると見ていいでしょう。

それでも行く価値はあるので、2泊3日以上の滞在期間がある方は一度行ってみてください。

• 地形：ビーチ
• 駐車場：無料
• オフショア：北西
• シャワー：なし

サーフポイント➁小倉ヶ浜（おくらがはま）

宮崎のサーフタウンでもある日向市。

そんな日向市の中でももっとも有名なのが小倉ヶ浜サーフポイントです。

宮崎空港からは車で約1時間10分程度の場所で、波質は比較的メロー、初心者から上級者まで幅広いレベルのサーファーが楽しめます。
小倉ヶ浜は約4km続く海岸線で、ポイントは大きく「ライト」「センター」「レフト」の3つ。

ロングボードの方は「ライト」で乗るのがおすすめです。

• 地形：ビーチ
• 駐車場：無料
• オフショア：西
• シャワー：あり

サーフポイント➂木崎浜（きさきはま）

2019年には「ISAワールドサーフィンゲームス」が開催されたサーフポイントであり、宮崎空港から車で約10分のアクセスの良さが魅力です。

宮崎空港や宮崎市内も近いので、サーフトリップ客が多く、ローカル色が濃くないのもおすすめポイントのひとつ。

ポイントは大きく「階段前」と「加江田河口」の2つで、幾つかの地形があるので初心者から上級者まで楽しめるサーフポイントです。

• 地形：ビーチ
• 駐車場：無料
• オフショア：西
• シャワー：なし（足洗い場あり）

【県北エリア】宮崎のサーフポイント

宮崎のサーフポイントは大きく「県北エリア」「県央エリア」「県南エリア」に分けられ、それぞれに幾つかのサーフポイントが点在しています。

ここでは、県北エリアのおすすめサーフポイントを見て行きましょう。

1. 伊勢ヶ浜（いせがはま）
2. 金ヶ浜（かねがはま）
3. 伊倉浜・墓下（いくらはま）

伊勢ヶ浜（いせがはま）

環境省が選定する「日本の快水浴場百選」にも選ばれたポイントで、場所的には小倉ヶ浜の少し北側（大分寄り）になります。

コンスタントに波が立つので年間を通してサーフィンを楽しめますが、夏場は海水浴場として賑わっているので、サーフィンする際は周りに注意して行いましょう。

参照：環境省｜快水浴場百選

• 地形：ビーチ
• 駐車場：無料
• オフショア：北西
• シャワー：あり

金ヶ浜（かねがはま）

小倉ヶ浜から車で南へ10分ほどの位置にあり、小倉ヶ浜より波が大きくなることが多いサーフポイントです。

そのため、中級者以上の方が多く、初心者の方は波情報などをチェックしながら慎重に行動するようにしましょう。

また、近くにご飯を食べられるお店や民宿もあるので、サーフトリップにはピッタリのポイントといえます。

• 地形：ビーチ
• 駐車場：無料
• オフショア：西
• シャワー：あり

伊倉浜・墓下（いくらはま）

混雑を避け、のんびりとサーフィンをしたい中級者以上の方には伊倉浜・墓下ポイントがおすすめです。

小倉ヶ浜、金ヶ浜よりもさらに南に位置する川南という場所にあり、比較的空いていることが多くのんびりとサーフィンを楽しむことができます。

ただし、リーフでのSUP、ロングボードは禁止されており、海沿いの道や駐車場も狭いので十分注意して運転するようにしましょう。

• 地形：玉石・河口
• 駐車場：無料
• オフショア：西北西
• シャワー：あり

【県央エリア】宮崎のサーフポイント

宮崎の中心地で、宮崎空港からも近い県央エリアのおすすめサーフポイントを紹介していきます。

1. 青島・子供の国
2. 青島・プリンス前

青島・子供の国

青島・子供の国は、宮崎空港から車で約15分の位置にあり、波は小さめで初心者向けのサーフポイントです。

ただし、木崎浜がクローズするときは青島の波が立つことが多いので、台風の時期などはチェックを怠らないようにしましょう。

また、青島は観光スポットということもあり、無料で使える駐車場は一部です。

土日や波の良い日は混雑することも予想されるので、頭に入れておきましょう。

• 地形：ビーチ
• 駐車場：無料
• オフショア：南西
• シャワー：あり（ホテル裏）

青島・プリンス前

子供の国サーフポイントから車で南へ約2分～3分。

青島駅、牡蠣小屋を通った先にセブンイレブンがあるのですぐに分かると思います。

サーフポイントの入り口はそのセブンイレブン横で、近くに郵便局があることからローカルの方は「局裏」などとも呼んでいます。

青島神社が北東風をかわしてくれるので、青島がハードな時はプリンス前がおすすめです。

• 地形：ビーチ
• 駐車場：無料
• オフショア：南
• シャワー：なし

【県南エリア】宮崎のサーフポイント

県南エリアは、宮崎でも有名な日南を中心としたサーフポイントになります。

日南は海がキレイでロケーションが抜群なので、宮崎に来たなら一度は行ってほしい場所でもあります。

それでは、県南エリアのおすすめサーフポイントを見て行きましょう。

1. 昭寿園（しょうじゅえん）
2. 大堂津（おおどつ）

昭寿園（しょうじゅえん）

過去には全日本級別サーフィン選手権が開催された日南エリアを代表するサーフポイントです。

宮崎空港からは車で約40分～50分の場所にあり、昭寿園という特別養護老人ホームの目の前にあるため昭寿園と呼ばれています。

• 地形：ビーチ
• 駐車場：無料
• オフショア：北北西
• シャワー：なし

大堂津（おおどつ）

日南エリアの代表的な海水浴場で、サーフポイントは湾になっているため波は比較的小さめで穏やか。

そのため、中級者や上級者の方は物足りなさを感じてしまう可能性があります。

とはいえ、ロケーションは抜群なので一度訪れてみてはいかがでしょうか。

• 地形：ビーチ
• 駐車場：無料
• オフショア：西
• シャワー：なし

【ローカル】宮崎のサーフポイント

小倉ヶ浜や金ヶ浜、恋ヶ浦なども十分ローカルポイントですが、宮崎にはさらにローカルなポイントがたくさんあります。

初心者の方は、ローカルポイントと聞くと「少し怖い」と思うかもしれませんが、有名どころのポイントでは満足できない方は、ぜひ参考にしてみてください。

なお、ローカルポイントなので、地元の方には敬意を持ってサーフィンを楽しむようにしましょう。

1. レイナ
2. 赤江
3. 梅ヶ浜

レイナ

宮崎県都農町にあるサーフポイントで、宮崎の中でも”一番”と呼び声高いグーフィーブレイクが特徴です。

しかし、レイナでサーフィンするためには「地元自治会（都農町役場まちづくり課）」の許可が必要です。

そのため、勝手に入るとマナー違反になってしまうので注意しましょう。

レイナは宮崎に住んでいても知らない人が多い、いわゆるシークレットポイントのひとつです。

赤江

木崎浜や青島が有名ですが、県央エリアには赤江というローカルポイントがあります。

宮崎空港を挟むように「赤江浜北サーフポイント」「赤江浜南サーフポイント」の2つがあり、飛行機で来ると窓からサーファーが見えるはずです。

「赤江浜北サーフポイント」は河口付近、「赤江浜南サーフポイント」は通常のビーチです。

上級者向けの波が多いので、初心者の方は自分のレベルを考えて入るようにしましょう。

梅ヶ浜

宮崎県日南市、宮崎市から日南へ向かい、油津近くにあるサーフポイントです。

スッポン岩（亀岩）やライオン岩（スズメバエ）などが有名な梅ヶ浜ですが、サーフポイントもあり、朝行くと地元の方がサーフィンしている様子を確認できます。

梅ヶ浜はローカルポイントですが、波は穏やかで初心者の方でも十分楽しめるポイントです。

しかし、ブレイクがビーチではなく玉石なので、慣れていない方は注意しましょう。

宮崎サーフトリップで地元グルメを楽しもう！

宮崎にサーフトリップするなら、ぜひ宮崎グルメも堪能していただきたいです。

「鶏」のイメージが強い宮崎ですが、海の幸や麺類も美味しく、「辛麺」や「冷や汁」など名産グルメが豊富です。

もちろん、「チキン南蛮」や「地鶏のもも焼き」「鳥刺し」などの鶏料理も美味しいので、宮崎に来たらぜひグルメも堪能してみてください。

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まとめ

宮崎は日本有数のサーフスポットで、サーフポイントもたくさんあるためトリップにはおすすめの場所といえます。

また、宮崎県は温暖な気候なので、冬でもセミドライがあれば十分サーフィンを楽しむことが可能です。

サーフトリップを考えているなら、ぜひ宮崎にお越しください。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。