究極のソロキャンプ始め方ガイド!初心者向けに完全網羅
「ソロキャンプを始めたいけど、何から始めればいいのか分からない…。」
「初めてのソロキャンプでつらい経験をしたくない…。」
いざ、ソロキャンプを始めようと思っても、何を準備してどうスケジュールを組むのか分からないですよね。
そこで、この記事では
・初心者向けのソロキャンプの始め方
・ソロキャンプに必要なもの
・ソロキャンプで失敗しないための注意点
などについて、詳しく解説していきます。
この記事を読むことで、ソロキャンプに必要な道具や知識が身につくので、初心者の方でも不安なくソロキャンプを始められるようになります。
初めてのキャンプが「ソロキャンプ」だった私の経験も踏まえてお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
編集者
Shun Honke
■ mypace outdoor運営者
公務員を退職後、不動産、広告代理店で営業兼コンサルタントを経験したのち、独学でマーケティングを学び、ITベンチャー企業でマーケティング担当に。その後、フリーランスとなり、趣味であるキャンプ・サーフィン
をするために宮崎県に移住。株式会社OUTRIPを設立し、アウトドアブランド「mypace outdoor」を立ち上げる。
contents
なぜソロキャンプがブームに?その魅力とは
近年のキャンプブームで「ソロキャンプ」が注目を集めていますが、ソロキャンプがブームになった理由は大きく2つあります。
- コロナ自粛の緩和
- ゆるキャン△
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コロナ自粛の緩和
2019年の終わりから2023年にかけて、日本のみならず世界に影響を与えた新型コロナウイルス。
日本では何度も緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出を控える期間が続きました。
そんなコロナ禍で注目を集めたのが、密を避けながら楽しめるアウトドア「ソロキャンプ」です。
自然の中でのんびり過ごせるソロキャンプは、緊急事態宣言でたまったフラストレーションをリフレッシュしてくれる存在として、一気にブームになりました。
日本オートキャンプ協会が発表した「オートキャンプ白書」でも、第一波の2020年はオートキャンプ参加人口が急激に減っていますが、2021年以降は回復傾向にあることが分かります。
コロナ禍が緩和され、今後はますますキャンプ業界もさかんになっていくことが予想させます。
参照:一般社団法人 日本オートキャンプ協会
ゆるキャン△
ソロキャンプがブームになったきっかけとして、「ゆるキャン△」の存在も考えられます。
ゆるキャン△とは、女子高校生たちがキャンプする漫画で、アニメや実写版ドラマ、映画にもなり一躍話題になりました。
最近、ソロキャンプを始めた人の中には、「ゆるキャン△を観てキャンプに興味を持った」という方も数多く、その影響力がうかがえます。
アニメ内では、キャンプの知識なども盛り込まれているので、楽しみながらキャンプの知識を身につけたい方にはおすすめの漫画です。
ソロキャンプの始め方!まずはキャンプスタイルを考える
ソロキャンプを始める前に、まずは自分のやりたい“キャンプスタイル”を考えることが重要です。
例えば、
- 無骨な男らしいキャンプがしたい
- ロースタイルで焚き火を楽しみたい
- こだわりのキャンプ飯を作りたい
など、自分がどんなキャンプをやりたいのかを考えることで、購入すべきキャンプ道具が見えてきます。
しかし、中には「どんなキャンプをやりたいのかさえ分からない…。」という方もいるのではないでしょうか。
主なキャンプスタイルはこちらです。
●ロースタイル
低いキャンプ道具を揃えるキャンプスタイルのことで、主に焚き火を楽しみたいソロキャンパーに人気。
●ハイスタイル
ロースタイルとは逆で、高いチェアやテーブルなどを高くするスタイルで、テーブルを囲んで団らんするファミリーキャンプに人気。
●ミニマリストスタイル
最小限のキャンプ道具だけで行くスタイルで、荷物も少なく費用も安く済む。
●地べたスタイル
ロースタイルよりもさらにロー。チェアなどに座らず、クッションやマットで過ごすキャンプスタイル。
●ブッシュクラフト
ブッシュクラフトは、現地にある材料を使ってキャンプをするスタイルのことで、よりサバイバル感を味わいたい方におすすめ。しかし、いきなりブッシュクラフトは危険なので、初心者にはあまりおすすめできません。
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ソロキャンプの始め方【キャンプ道具の選び方】
ソロキャンプを始めるならキャンプ道具が必要ですが、「どうやって選べばいいのか分からない」「何が必要なのか分からない」という方も多いはずです。
そこで、まずは“キャンプに行く足”を考えましょう。
車でキャンプに行く方が多いと思いますが、中にはバイクで行く方や電車で行く方もいるはずです。
何でキャンプに行くのかでキャンプ道具の選び方も変わってくるので、まずはキャンプに行く足を決めましょう。
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車で行く場合
車でキャンプに行く場合は、たくさんの荷物を積載することができるので、そこまで携帯性にこだわる必要はありません。
少し大きめのテントや重さのあるキャンプ道具を購入しても大丈夫なので、キャンプ道具選びの幅も広がるでしょう。
バイクで行く場合
バイクでキャンプ場に行く場合は、携帯性に優れたコンパクトなキャンプ道具を購入する必要があります。
また、どのくらいの大きさ・重さなら自分のバイクに積むことができるので、あらかじめ調べておくとキャンプ道具選びがスムーズに進みます。
最近では、ライダース用のテントやキャンプ道具がリリースされているので、「ライダース」をキーワードに道具を選ぶのが良いでしょう。
電車で行く場合
電車で行く場合は、リュックに収まるようにコンパクトかつ柔軟性のあるキャンプ道具を選ぶのがポイントです。
また、荷物を減らすために代行できるものを調べておくことをおすすめします。
例えば、
- 枕は衣類などをまるめたスタッフサックで代用可能
- フライパンはクッカーセットで代用可能
- お皿、マグカップなどはシェラカップで代行可能
など、何がどれに代用できるのかを考えてキャンプ道具を選ぶようにしましょう。
ソロキャンプの始め方【本当に必要なものを購入する】
キャンプ道具は種類が多く、こだわり出せばきりがありません。
そのため、はじめは“本当に必要なもの”だけを購入するのがおすすめです。
ソロキャンプで本当に必要なものはこちらです。
- テント
- シュラフ
- テーブル
- チェア
- クーラーボックス
- ランタン
- クッカー
- バーナー
- ナイフ
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テント
ソロキャンプを始めるならテントが必要です。
タープ泊やハンモック泊、車中泊する場合は必要ありませんが、ソロキャンパーとしてテントはひとつ持っておきましょう。
テントを選ぶ際のポイントは、1人用ではなく2人用を選ぶこと。
1人用テントは結構狭く、大人1人寝転ぶと荷物を置くスペースがなくなることがあります。
そのため、快適にテント内で過ごすためにも、2人用のテントを選ぶようにしましょう。
また、テントにはトンネルテントやドームテント、ワンポールテントなど、いくつか種類がありますが、初心者におすすめなのは設営が簡単なワンポールテントです。
テント選びのポイント
- 2人用テントを選ぶ
- 設営が簡単なワンポールテントを選ぶ
- 夏はメッシュ付きテントを選ぶ
- 冬はスカート付きテントを選ぶ
シュラフ
夜寝るときに必要なのがシュラフです。
「夏は暑いからシュラフはいらない!」と思うかもしれませんが、夏でもキャンプ場の夜は肌寒くなることがあるため、必ず準備しておきましょう。
シュラフには大きく「マミー型」と「封筒型」の2種類があり、より保温性に優れて冬でも使えるのがマミー型です。
しかし、マミー型は圧迫感があるので、動きやすくて普段の布団と同じような感覚で寝たい方には封筒型がおすすめです。
また、シュラフには最低使用温度が記載されているので、季節やキャンプに行く時期の気温に合わせて選ぶようにしましょう。
シュラフ選びのポイント
- 季節に合わせた使用温度のシュラフを選ぶ
- 記載されている使用温度+5℃程度で考えておく
- 寒さ対策にはマミー型
- 動きやすさ重視の方は封筒型
テーブル
ソロキャンプで、ご飯を食べるときや小物を置くのにテーブルが必要です。
そこまでこだわりがなければ、コンパクトに折り畳めるローテーブルがおすすめですが、料理をたくさん作る場合などは少し大きめのロールテーブルや焚き火テーブルを選ぶのがおすすめ。
また、テーブルを購入する際は、チェアの高さと合わせるのがポイントです。
テーブル選びのポイント
- チェアの高さに合わせて選ぶ
- 幅は30cm~60cmあれば十分
- 高さ調節できるテーブルだと柔軟に対応できる
- 火の近くで使う場合は焚き火用テーブルを選ぶ
チェア
地べたスタイルでない限り、チェアは必須アイテムです。
ソロキャンプでは、焚き火との相性が良いローチェアやコンパクトに収納できるポータブルチェアなどが人気で、あとは色味やデザイン性で選ぶと良いでしょう。
また、最近ではリクライニングチェアなど、頭まで背もたれがついたハイバックチェアもリリースされているので、気になる方はチェックしてみてください。
テーブル選びのポイント
- テーブルと高さを合わせる
- 携帯性を重視するならポータブルチェア
- 設営の簡単さで選ぶならローチェア
- ゆったりとリラックスしたいならリクライニングチェア
クーラーボックス
飲み物や食材を保冷するのにクーラーボックスが必要です。
とくに、夏場はお肉や魚などが腐ってしまう危険性もあるので、必ずクーラーボックスは持っていくようにしましょう。
クーラーボックスには、頑丈で保冷力に優れた「ハードクーラー」と、柔軟性と携帯性に優れた「ソフトクーラー」の大きく2種類があります。
キンキンに冷えたビールを飲みたい方や、食材をたくさん購入する方にはハードクーラーがおすすめですが、レトルト食品などで済ませる場合はソフトクーラーでも十分です。
最近では、ソフトクーラーでも保冷力に優れたものがリリースされているので、携帯性を重視したい方はチェックしてみてください。
クーラーボックス選びのポイント
- 保冷力・耐久性で選ぶならハードクーラー
- 携帯性・柔軟性で選ぶならソフトクーラー
- ハードクーラーは水抜き機能を確認する
- ソフトクーラーは保冷剤を入れるポケットがあると便利
ランタン
キャンプ場は自然の中にあり、消灯時間になると真っ暗になるので、ランタンは必ず準備しておきましょう。
ランタンにも、ガスランタンやオイルランタンなどの種類がありますが、初心者におすすめなのが使いやすいLEDランタンです。
オイルランタンなどの方が雰囲気はありますが、はじめのうちは使いやすさと機能性で選ぶのがおすすめです。
最近では、スマホを充電できるUSBポートが付いたランタンも多いので、ぜひチェックしてみてください。
ランタン選びのポイント
- 使いやすいLEDランタンを選ぶ
- 連続使用時間が長いランタンを選ぶ
- メインランタンに使用する場合は300ルーメン以上のランタンを選ぶ
- 複数のランタンがあると便利
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クッカー
ソロキャンプで料理をする際は食べる際に便利なのがクッカーです。
クッカーは、コッヘルとも呼ばれ“持ち運びしやすい鍋やフライパン”と思えばイメージしやすいでしょう。
クッカーセットひとつあれば、炒め物や焼き物、お湯沸かしなどさまざまな用途で使用できるので、とても便利です。
また、クッカーセットはすべてひとつに収納(スタッキング)できるので、荷物の量を減らしたいソロキャンプに最適といえます。
クッカー選びのポイント
- 計量で持ち運びに便利なアルミ素材を選ぶ
- バーナーをスタッキング収納できるクッカーセットを選ぶ
バーナー
キャンプで料理をするならバーナーが必要です。
カセットコンロでも問題ありませんが、カセットコンロは荷物にもなり持ち運びに適しているとはいえません。
また、カセットコンロの火は風に弱いので、海沿いのキャンプ場や風の強い日はすぐに火が消えてしまったり途中で使えなくなったりします。
その点、OD缶を使用するバーナーは風に強く安定しているので、ソロキャンプに最適です。
バーナー選びのポイント
- OD缶使用のバーナーを選ぶ
- クッカーにスタッキングできるサイズを選ぶ
- 鍋などが安定するように五徳が長いバーナーを選ぶ
ナイフ
意外と忘れがちですが、ソロキャンプにナイフも必要です。
主に使用するのは食材のカット、薪を小さく割るバトニングなどですが、多機能ナイフであれば栓抜きやドライバーなども付いているので、さまざまな状況で使用できます。
バトニングする際は、ステンレス素材で長さ10㎝以上のナイフを選ぶのがおすすめです。
ナイフ選びのポイント
- 便利なのは多機能ナイフ
- 食材のカットなどは一本構造のシースナイフがおすすめ
- 刃はサビにくいステンレスがおすすめ
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ソロキャンプの始め方【あると便利なキャンプ道具】
必須アイテムではなくても、あると便利なキャンプ道具はたくさんありますが、ここでは中でも優先度の高いキャンプ道具を紹介します。
優先度的には、先ほど紹介した「必要なもの」の次に位置します。
- タープ
- 焚き火台
- マット
- 枕(ピロー)
- ハンガーラック
タープ
タープは主に、日除けや居住スペースの確保に使用するキャンプ道具ですが、正直ソロキャンプではなくても問題ありません。
しかし、タープがあれば突然雨が降ってきても濡れることなく過ごせるなど、まさにあると便利な道具といえます。
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焚き火台
焚き火をするなら焚き火台が必要です。
直火OKの場所もありますが、基本的には直火はNGなので、焚き火台を使用すると考えておきましょう。
焚き火台にもグリルタイプや円盤タイプなどの種類がありますが、焚き火を楽しみたいなら円盤タイプを選ぶのがおすすめです。
しかし、円盤タイプはコンパクトに収納することができないので、こだわりがなければ折り畳み式グリルなどを選ぶのが良いでしょう。
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マット
寝るとき、シュラフだけでは薄くて体が痛くなってしまう可能性があります。
そんな時は、シュラフの下のマットを敷くことで体へのダメージを軽減することが可能です。
また、マットを敷くことで冬の底冷え対策にもつながるのでおすすめです。
マットの種類は、通常のスポンジタイプや空気を入れて膨らますエラーマットなどがり、自分に合ったマットを選ぶようにしましょう。
枕(ピロー)
必須ではありませんが、枕がないと寝ることができない方もいるのではないでしょうか。
キャンプで使用する枕には大きく
- セルフインフレータブルタイプ
- インフレータブル・エアー
- スポンジタイプ
- スタッフサックタイプ
などの種類があり、空気枕に抵抗がない方は「インフレータブルタイプ」を選ぶのがおすすめです。
しかし、中には空気枕は気持ち悪くて眠れないという方もいるはずなので、その場合は「スポンジタイプ」や衣類やタオルを詰め込んで自作する「スタッフサックタイプ」を選びましょう。
ハンガーラック
ハンガーラックも必須ではありませんが、小物や洗った食器などの整理整頓には欠かせないアイテムです。
ソロキャンプはテーブルも小さく、小物を並べるとスペースがなくなってしまうことがありますが、ハンガーラックに吊るしておけば、場所も取らずキレイに整理されるのでテント周りのゴチャつきもなくなります。
まさに、あると便利なキャンプ道具といったところでしょう。
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ソロキャンプの始め方【道具が揃ったらキャンプ場選び】
ソロキャンプの道具が揃ったらいよいよキャンプ場選びですが、はじめはキャンプ場選びがとても重要なので注意しましょう。
これからソロキャンプを始めようと考えている方が知っておきたいキャンプ場選びのポイントはこちらです。
- なるべく家から近いキャンプ場を選ぶ
- 管理人が常駐しているキャンプ場を選ぶ
- 設備の整ったキャンプ場を選ぶ
- 季節に合わせてキャンプ場を選ぶ
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なるべく家から近いキャンプ場を選ぶ
初めてのソロキャンプでは、なるべく家から近いキャンプ場を選ぶのがポイントです。
初心者のうちは、テント設営にどのくらいの時間がかかって、どんなスケジュール感で動けるのか見当もつかないはずです。
そのため、いきなり遠いキャンプ場を選んで、渋滞にでも巻き込まれてしまうとすべてのスケジュールが狂って、キャンプどころではなくなってしまう可能性があります。
はじめは、自宅近くのキャンプ場を選び、慣れてきたら少し遠くのキャンプ場に挑戦していくのがおすすめです。
管理人が常駐しているキャンプ場を選ぶ
初めてのソロキャンプでは、管理人が常駐しているキャンプ場を選びましょう。
たまに、いきなり人のいない山奥で野営する方がいますが、キャンプに慣れていない初心者は危険です。
何かあった時に助けを呼べる環境にするためにも、管理人が常駐しているキャンプ場を選びましょう。
設備の整ったキャンプ場を選ぶ
「キャンプで設備?」と思うかもしれませんが、初めてのソロキャンプでは設備もチェックしておきましょう。
例えば、トイレがキレイ、シャワールームがある、Wi-Fiがある、売店やレンタル品が充実しているなど、快適にキャンプをするためには重要なポイントです。
必要な方は無視して大丈夫ですが、初めてのキャンプでは何が起こるか分からないので念のため設備をチェックしておくことをおすすめします。
季節に合わせてキャンプ場を選ぶ
キャンプ場はどこでもいいというわけではなく、季節に合わせて最適な場所を選ぶのもひとつです。
例えば、
- 夏は気温が高いので、比較的涼しい高原のキャンプ場を選ぶ
- 冬は景色がキレイな湖畔のキャンプ場を選ぶ
- 風の強い日は海沿いのキャンプ場は避ける
など、季節や天候、その時の気温などに応じて適したキャンプ場は異なります。
快適に楽しいソロキャンプにするためにも、その時の状況に応じたキャンプ場を選ぶようにしましょう。
初心者が知っておきたいソロキャンプの注意点
初めてのソロキャンプは不安でいっぱいですよね。
そこで、押さえておきたいソロキャンプの注意点を紹介します。
最低限、こちらの注意点を頭に入れてソロキャンプに行くようにしてください。
- マナーはしっかり守る
- 余裕を持ったスケジュールを組む
- テントを離れる際は火と食材に注意
- 食材を買いすぎない
マナーはしっかり守る
キャンプにルールはありませんが、みんなが気持ちよくキャンプ場を利用するためのマナーが存在します。
例えば、
- 消灯時間を超えたら電気は付けない
- 大声で騒がない
- 炊事場を独占しない
- 焚き火は焚き火シートを敷く
など、キャンプのマナーというよりも、人として当たり前のことばかりです。
ソロキャンプはトラブルに発展しても助けてくれる人がいませんので、トラブルを避けるためにも、最低限のマナーは守るようにしましょう。
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余裕を持ったスケジュールを組む
初めてのソロキャンプでは、テント設営や食事の準備、片付けなど、何にどのくらいの時間がかかるのかイメージしづらいですよね。
そのため、余裕を持ったスケジュールを組むようにしましょう。
正直、ソロキャンプは思い通りに進まないことも多く、どんな状況にも対応できるようにパツパツのスケジュールではなく、ある程度の余裕を持ったスケジュールを組むことをおすうめします。
テントを離れる際は火と食材に注意
お風呂やトイレ、炊事場の利用などでテントを離れる際は、火と食材には注意しなければなりません。
例えば、突然の強風で焚き火台が倒れて、芝生や山に火が燃え移る可能性もあります。
また、キャンプ場近くには野良猫やトンビなどが生息しているので、食材を出しっぱなしにしているとテント周りを荒らされる危険性もあります。
そのため、テントを離れる場合は、「火の始末」と「食材の収納」を徹底しましょう。
食材を買いすぎない
ソロキャンプあるあるですが、食材を買いすぎる傾向にあります。
私自身もはじめはそうでした。
「少ないよりは多い方がいい」と思って多めに食材を買うのですが、結局食べきらずに持って帰るはめになります。
腐る心配のない食材なら問題ありませんが、クーラーボックスの保冷力を考えると生ものやお肉などは危険です。
ある程度、何を作るのかを決めて、それに合った分量の食材を買うようにしましょう。
ワンランク上のソロキャンプを体験
始めはそこまで余裕がないかもしれませんが、より良いソロキャンプにするための方法を紹介します。
ワンランク上のソロキャンプを実際に経験することで、「ソロキャンプっていいなぁ」と思うきっかけになるはずなので、ぜひ実践してみてください。
- こだわりのキャンプ飯を作る
- 自分で淹れたコーヒーでゆっくりと
- 温泉で旅の疲れを癒す
- DIYでオリジナルアイテムを制作
こだわりのキャンプ飯を作る
キャンプといえば「BBQ」というイメージが強いですが、毎回BBQでは飽きてしまい、別の料理を食べたくなるものです。
例えば、
- スキレットでアヒージョを作る
- ダッチオーブンでスープを作る
- ホットサンドメーカーでおつまみを作る
など、ソロキャンプでもこだわればさまざまなキャンプ飯を作ることができるので、料理の腕を上達させたい方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
自分で淹れたコーヒーでゆっくりと
朝起きて、陽を観ながら飲むコーヒーは格別です。
ソロキャンプでコーヒーを飲んでいる画(え)はよくみますよね。
また、普段はインスタントコーヒーやドリップパックでしか飲まないという方も、キャンプでは“コーヒーミルで豆を挽いて、自分で淹れたコーヒー”をぜひ飲んでみてください。
それだけで、美味しさが全然違いますし、何よりソロキャンプ感が出ておすすめです。
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温泉で旅の疲れを癒す
「キャンプはお風呂に入らない」と思っている方も多いのではないでしょうか。
最近では、キャンプ場にシャワールームがついていることも多く、基本的にはお風呂に入ることができます。
また、中には温泉が併設されたキャンプ場や、近くに温泉があるキャンプ場もあるので、旅の疲れを癒すには最適です。
ソロキャンプはすべて自分で準場する必要があるため、慣れるまでは意外と疲れてしまうこともあります。
そんな時は、近くの温泉に行って身も心もリフレッシュしてみてください。
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DIYでオリジナルアイテムを制作
DIYが得意な方は、キャンプ道具をオリジナルで作るのもひとつです。
例えば、木材や固定金具を購入してテーブルやラックを作るのも良いでしょう。
ものによっては、キャンプ道具を購入するよりも安く済む可能性が高く、何より唯一無二のオリジナルアイテムができるのでモチベーションにもつながります。
まとめ
コロナ禍からブームになっている「ソロキャンプ」
これから始めようと考えている方は、下記の始め方ガイドを参考にしてみてください。
STEP1:やりたいキャンプスタイルを決める
STEP2:キャンプ場まで何で行くのか決める
STEP3:本当に必要な道具のみを揃える
STEP4:あると便利な道具を揃える
STEP5:キャンプ場を選定する
STEP6:ソロキャンプの注意点を頭に入れておく
初めてソロキャンプをする場合、何もかも不安だと思いますが、順を追って準備すれば何の心配もありません。
もし、それでも不安な方は、知り合いの経験者に連れて行ってもらうか、コテージやグランピングなどを利用するのもひとつです。
無理してソロキャンプを始めて「楽しくなかった」と思うよりは、コテージやグランピングなど利用したほうが良い思い出になる可能性も考えられます。
この記事を参考に、自分に合ったソロキャンプの始め方を実践してみてください。
ソロキャンプについて分からないことは、公式LINEでいつでも質問を受け付けておりますので、よければそちらもご利用ください。