キャンプで注意された!知っておきたいマナー&トラブル回避方法
「キャンプで注意されたけど、何が悪かったのか分からない……」
「キャンプにマナーってあるの?」
キャンプに行った際、他のキャンパーから注意された経験はありませんか。
しかし、中にはなぜ注意されたのか理由が分からない方もいるはずです。
そこで、この記事では
・キャンプの基本マナー
・マナー違反を見かけたときの対処法
・トラブル回避方法
などについて、詳しく解説していきます。
注意するのも、注意されるのも、どちらも気分ではありません。
快適に楽しくキャンプを過ごすためにも、この記事でお伝えするマナーや対処法を参考にしてみてください。
編集者
Shun Honke
■ mypace outdoor運営者
公務員を退職後、不動産、広告代理店で営業兼コンサルタントを経験したのち、独学でマーケティングを学び、ITベンチャー企業でマーケティング担当に。その後、フリーランスとなり、趣味であるキャンプ・サーフィン
をするために宮崎県に移住。株式会社OUTRIPを設立し、アウトドアブランド「mypace outdoor」を立ち上げる。
contents
キャンプの基本マナー7選!
キャンプに「ルール」という決まりはありませんが、みんなが気持ちよくキャンプするためのマナーがあります。
ここでは、キャンプに行くなら最低限知っておきたいマナーを7つ紹介します。
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1. キャンプサイトで騒がない
キャンプ場は野外ですが、大声で騒ぐのはマナー違反です。
ワイワイガヤガヤするのが楽しみな人もいれば、1人で静かに自然を感じたい人もいます。
キャンプ場にはさまざまな人がいるので「自分が楽しければいい」という考え方はやめましょう。
とくに、注意したいのはお子さん連れのファミリーキャンプです。
お子さんが騒ぎ過ぎている場合は、親御さんがしっかりと注意してあげることが大切です。
2. 区画サイトからはみ出さない
キャンプ場には、大きく「区画サイト」と「フリーサイト」の2種類があります。
区画サイトの場合、事前にキャンプをするエリア(範囲)が決められているので、区画からはみ出してしまうと隣のキャンパーに迷惑をかけてしまいます。
テントが大きいとガイドロープがはみ出してしまうケースもあるので、区画のサイズは事前に確認しておきましょう。
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3. 他のキャンプサイトを横切らない
当たり前ですが、他のキャンパーのキャンプサイトを横切るのはマナー違反です。
自分の区画内に知らない人が勝手に入ってくるのは”誰しも嫌なはず”ですし、恐怖を感じることもあります。
キャンプ場内を移動する際は、他のキャンプサイトに配慮しながら、なるべく「道」を歩くようにしましょう。
4. ゴミを放置しない
キャンプなどのアウトドアで多いのが「ゴミの不始末」です。
キャンプがブームになって以降、キャンプ場にはゴミの始末をしないマナー違反客が増えています。
ゴミ箱が設置されているキャンプ場もありますが、自分で出したゴミは自分で持ち帰るのがマナーです。
そのため、キャンプに行く際は、大きめのゴミ袋を準備しておきましょう。
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5. 焚き火の炭をその場に捨てない
焚き火やBBQで使用した炭をその場に捨てる人がいます。
炭は自然素材だから大丈夫と思うかもしれませんが、分解されることなくその場に残り続けてしまいます。
基本的にキャンプ場には使用後の炭を捨てる場所があるので、その場合は指定された場所に捨てるようにしましょう。
万が一、炭を捨てる場所がない場合は、その地域のルールに従って処分すれば大丈夫です。
6. 焚き火シートを敷かずに焚き火をしない
焚き火台を使用すれば大丈夫と思っている人も多いですが、焚き火をする際は焚き火シートを敷いて行うがマナーで
す。
焚き火の火の粉が地面に落ちると、芝生を傷めてしまう可能性があります。
キャンプ場によっては焚き火専用の台が用意されていることもあるので、事前にキャンプ場の情報は調べておきましょう。
7. 消灯後に明かりをつけない
キャンプ場では消灯時間が決められています。
多くのキャンプ場は22時頃を消灯時間としており、消灯後の明かりの点灯はマナー違反です。
車のヘッドライトはもちろんですが、テント内で動画を見る際なども注意しましょう。
キャンプでマナー違反を見かけたときの対処法
キャンプ場でマナー違反を見かけたとき、避けたい行動があります。
それは「自分で注意すること」
中には、逆ギレして仕返しをしてくる可能性もあるので、自ら注意するのはとても危険です。
マナー違反を見かけたら、まずはキャンプ場の管理人に連絡するようにしましょう。
キャンプでトラブルを未然に防ぐ方法
マナーの悪い人と同じ空間でキャンプをするのは嫌ですよね。
トラブルに巻き込まれてしまっては、せっかくの楽しいキャンプも台無しです。
そこで、トラブルを未然に防ぐ方法を3つ紹介します。
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無料キャンプ場を選ばない
基本的に、キャンプ場は有料ですが、中には無料で宿泊できるキャンプ場もあります。
しかし、無料キャンプ場はマナーの悪い人が多いのが現実です。
地元の人が大声でBBQしていたり、キャンプ場の主のような態度を取っていたりと、無料ゆえのデメリットもあります。
そのため、静かに平和にキャンプを楽しみたい方は、無料キャンプ場や格安キャンプ場はなるべく避けるようにしましょう。
管理人在住のキャンプ場を選ぶ
何かあった時のために、管理人が在住しているキャンプ場を選ぶことも重要です。
マナーの悪い人がいた場合や迷惑を被った場合など、管理人がいればすぐに連絡することができます。
また、管理人がいるというだけで”マナー違反の抑止にもなる”ので、比較的安心して過ごせるはずです。
とくに、女性は管理人が在住したキャンプ場を選ぶことをおすすめします。
口コミを調査する
キャンプ場を選ぶ際は、事前に口コミを調査しておきましょう。
GoogleマップやInstagram、Twitterなど、さまざまな媒体を使って調査することで、そのキャンプ場にどのようなキャンパーが来ているのか分かります。
とはいえ、実際に行ってみないと分からないことも多いので、あくまで参考程度と思っておきましょう。
まとめ
キャンプにルールはありませんが、みんなが快適にキャンプを楽しめるために"いくつかのマナー"があります。
近年のキャンプブームで、マナー違反客が増えたことが問題になっています。
「自分がよければいい」という考え方は捨てて、マナーはしっかり守るようにしましょう。
また、マナー違反を見かけた場合は、自ら注意するのではなく、必ず管理人に連絡してから注意してもらうのがベストです。
マナー違反を平気でする人は、どのような仕返しをしてくるのか分かりません。
トラブルに巻き込まれないためには、以下の3つの方法を実践してみてください。
・無料キャンプ場は避ける
・管理人在住のキャンプ場を選ぶ
・口コミを調査する
キャンプ場でみんなで使用するものです。
快適にキャンプを楽しむために、まずは自分がマナーを守るように心がけましょう。
キャンプのマナーや基本的な知識など、公式LINEでも無料で質問を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。