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宮崎へのサーフィン移住はおすすめ?移住者が本音で語る宮崎ライフ

サーフィンが好きな方なら、一度は「海の近くで移住したいなぁ」と思う方も多いのではないでしょうか。

朝起きて、海に入って、仕事行って…。

そんなサーフィンを中心とした生活、憧れですよね。

島国の日本では各地にサーフポイントが点在していますが、中でも宮崎県はサーフィンのメッカとしても知られる場所です。

しかし、「移住」となるとサーフィンのことだけではなく、住みやすさや仕事なども重要になってきます。

そこで、この記事では東京から宮崎にサーフィン移住した私が、移住生活の様子や宮崎移住の注意点などをお伝えしていきたいと思います。

これから宮崎県へのサーフィン移住を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

【この記事のポイント】
・宮崎県がサーフィン移住におすすめの理由
・宮崎県にサーフィン移住する際の注意点
・サーフィン移住におすすめの場所

編集者

Shun Honke

■ mypace outdoor運営者
公務員を退職後、不動産、広告代理店で営業兼コンサルタントを経験したのち、独学でマーケティングを学び、ITベンチャー企業でマーケティング担当に。その後、フリーランスとなり、趣味であるキャンプ・サーフィン をするために宮崎県に移住。株式会社OUTRIPを設立し、アウトドアブランド「mypace outdoor」を立ち上げる。

contents

    宮崎県がサーフィン移住におすすめの理由

    千葉県や静岡県、離島など、日本にはサーフィン移住できる場所はいくつもありますが、なぜ宮崎県がおすすめなのか、その理由はこちらです。

    ➀温暖な気候で一年中サーフィンが楽しめる
    ➁ポイントが多くコンスタントに波がある
    ➂ご飯が美味しい
    ➃家賃が安い
    ➄のんびりと過ごせる



    ➀温暖な気候で一年中サーフィンが楽しめる

    宮崎県は「日本のひなた」とも言われるように、一年を通して温暖な気候が特徴で、冬でもサーフィンを楽しむことができます。

    2022年1月の平均気温は7.8℃、2月は7.7℃と、どちらも5℃を下回る日が少なく、私の場合はブーツ、キャップなしのセミドライのみでサーフィンをしています。

    千葉北エリアや茨城などでは、「冬のサーフィンは寒くてつらい…。」という方も多いでしょう。

    宮崎県は温暖な気候のため、基本的には一年を通して不自由なくサーフィンを楽しむことが可能です。

    参照:気象庁|過去の気象データ検索



    ➁ポイントが多くコンスタントに波がある

    宮崎県は南北に長く伸びている県で、北から南まで至るところにサーフポイントがあります。

    大きくは

    ●県北エリア
    ●県央エリア
    ●県南エリア

    に分けられ、県北エリアの代表ポイントは「小倉ヶ浜」「金ヶ浜」、さらには小倉ヶ浜がクローズの時に波が立つ「伊勢ヶ浜」などがあります。

    県北エリアは、サーフィンの街としても知られる日向市~延岡市がメインで、宮崎県の中でもコンスタントに波が立っているエリアです。

    県央エリアには世界大会も行われた「木崎浜」や「青島」「一ツ葉」「赤江」などが代表的で、どのポイントも宮崎空港から車で15分~20分程度で行ける距離なので、トリップ客を中心に賑わっています。

    青島は観光スポットでもありますが、比較的小波が多く、県央エリアのメインポイントは木崎浜です。

    トリップ客も多いことからローカル色も強くなく、気持ちよくサーフィンができるはずです。

    最後に県南エリアですが、代表的なポイントは「昭寿園前」「大堂津」「恋ヶ浦」となり、宮崎でも有名な日南海岸沿いにポイントが点在しています。

    木崎浜や青島もそこまで海が汚いわけではありませんが、日南から南は宮崎県の中でも屈指のキレイさを誇り、海を見るだけでテンション上がること間違いありません。

    ちなみに、私が宮崎移住を決めたきっかけとなったのが「恋ヶ浦」です。

    恋ヶ浦は串間市というほとんど鹿児島県との県境に位置しており、宮崎市からだと車で2時間半ぐらいかかりますが、「ロケーション」「波の質」「人の量」すべては完璧で、今でも定期的にお邪魔しています。

    ただし、県南エリアはローカルポイントも多数あるので、はじめは代表的なポイントに入って様子を見ることをおすすめします。


    ➂ご飯が美味しい

    私が宮崎県に移住して感じたことは、「ご飯が美味しい」ということです。

    もしかしたら私の好みに合っていただけかもしれませんが、「美味しいご飯を食べたい!」「お酒を飲むのが好き!」という方は絶対気に入るはずです。

    宮崎といえば、「チキン南蛮」というイメージが強いのではないでしょうか。

    たしかにチキン南蛮も有名なのですが、他にも「鳥刺し」や「海鮮」なども有名で、海の幸と山の幸を両方楽しめるのは宮崎県の大きな魅力といえます。

    おすすめの料理、お店はこの後詳しく紹介しますので、そちらを参考にしてみてください。


    ➃家賃が安い

    宮崎県は物価が安いわけではないのですが、比較的家賃は安く設定されています。

    というか、東京が高すぎるだけという見方もできますが…。

    私の場合、新築耐火造1R、オートロック、宅配ボックス付き、宮崎駅から徒歩15分で家賃は45,000円(駐車場込み)ほど。

    東京なら場所によっては10万を軽く超えるような物件ですが、宮崎県なら駐車場込みでも半分以下で済むことができます。

    東京などの都心部に住んでいて、「家賃がバカらしい」と思っている方は、宮崎県などの田舎への移住も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。


    ➄のんびりと過ごせる

    はじめ、宮崎に移住して思ったのは「なんとなく時の流れがゆっくりしているなぁ」と言うことでした。

    そして、宮崎の人に話を聞くと、“宮崎タイム”という言葉があるようで、やはり宮崎の人はゆっくりのんびり過ごすのが当たり前になっているようです。

    よく、沖縄の人が時間にルーズなことから“沖縄タイム”と呼ばれることがありますが、同じ暖かい気候の宮崎にも同じような時間が流れているのです。

    せっかちな人には少し歯がゆく感じるかもしれませんが、都会の疲れを癒したい方にはピッタリな場所といえます。


    宮崎にサーフィン移住する際の注意点

    宮崎県はとても良い場所なのですが、サーフィン移住するなら事前に知っておきたい注意点もあります。

    それでは、さっそく見て行きましょう。


    給料が低い

    厚生労働省が調査した「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、全国平均307.4万円のところ、宮崎県は244.6万円と大きく下回り、47都道府県で見ても最下位となっています。

    そのため、東京などの都心部から宮崎に移住すると、その給与の低さにビックリしてしまう可能性があります。

    コロナ禍でリモートワークが中心になったため移住を検討している方や、個人事業主として自分で仕事をしている方なら問題ありませんが、移住して生活水準が下がってしまうことも考えられるので注意しましょう。

    参照:厚生労働省|令和3年賃金構造基本統計調査(都道府県別)


    車がないと生活が厳しい

    宮崎県は完全な車社会です。

    どこに行くにしても車がないと不便なので、車を持っていない方は新しく購入する必要があります。

    田舎あるあるかもしれませんが、コンビニやちょっとした買い物にも車がないと不便で生活できません。

    自転車移動という手段もありますが、一つひとつの面積が大きい九州では車移動がおすすめです。

    都会では車を持つ必要がないので、免許を持っていない方も多くいますが、移住を機に免許取得を検討してみてはいかがでしょうか。


    最近は移住者が増えてきている

    コロナ禍になってから、世間的のも移住者が増えているというニュースをよく目にするようになりました。

    リモートワークが中心となり、都心部に住む必要がなくなったのが理由でしょう。

    移住先は人それぞれですが、自然が多くアウトドアレジャーが盛んな宮崎県は移住先にはピッタリの場所といえます。

    その結果、ここ数年で宮崎県にも移住者が多くなったように感じます。

    サーフィンをしていても、関西弁の人がいたり標準語の人がいたりで、話を聞くと「最近移住してきた」と言う人をちらほら見かけます。

    私も移住した身ですが、ここ2~3年で移住者が増え、木崎浜などのメインポイントは結構人が多くなってきているのも事実です。

    そのため、田舎だから海も空いているという考えは、今の時代は捨てたほうがいいかもしれません。


    宮崎でサーフィン移住におすすめの場所

    宮崎県と言っても広いので、移住先をどの街にするのか迷いますよね。

    できれば海の近くに住みたいけど、職場や生活とのバランスを考えると中々難しい問題です。

    ここでは、宮崎県に移住して気づいたことや、私自身「ここに住めばよかった」と思った経験を踏まえておすすめの場所を紹介していきます。


    宮崎市

    まず、おすすめするのは宮崎市です。

    メインポイントである木崎浜や青島、赤江などがあり、市街地に住んでいても車で15分~20分程度でサーフポイントまで行くことができます。

    ローカルポイントなどが少ないので、比較的初心者でも安心してサーフィンすることができ、何と言っても生活とのバランスが抜群です。

    宮崎駅周辺は繁華街としても賑わい、ショッピング施設も豊富なので生活する分に困ることはありません。

    ひとつ注意点としては、宮崎は車社会なので朝の通勤時間帯や夕方の帰宅時間帯はかなり混み合うので注意しましょう。


    日南市

    海もキレイでのんびりとした生活を送るなら日南市がおすすめです。

    正直、買い物する場所も居酒屋もほとんどありませんが、海と山に囲まれたロケーションは抜群です。

    日南市の魅力はなんと言っても海沿いを走る“日南海岸”

    晴れた日の日南海岸はとてもキレイで、サーフポイントに着くまでテンション上がりっぱなしです。

    場所によってはシュノーケリングを楽しめるほど海もキレイなので、アウトドア好きの方は日南市も検討するのが良いでしょう。


    日向市

    サーファーの街としても有名な日向市は、まさにサーフィン移住にはうってつけの場所といえます。

    日向市は県北エリアになり、どちらかと言うと初心者サーファーよりは中級者~上級者向けのエリアです。

    そのため、サーフィン目的で移住するなら日向市が理想ですが、ネックなのは空港から車で1時間半~2時間程度かかること。

    宮崎から出ないという方にはおすすめなのですが、仕事や旅行などで飛行機に乗る機会が多い方は少し移動時間が面倒に感じる可能性があるので注意しましょう。


    宮崎に移住したら食べたい「絶品!宮崎グルメ」

    宮崎県に移住するなら絶対に食べたい絶品グルメを紹介します。

    私自身、宮崎のご飯の美味しさに惚れてしまい、当初数年で東京に戻る予定が「永住しようかな…?」と思ったほどです。

    それでは、さっそく紹介していきます。


    辛麺屋「桝本」

    宮崎発祥のソウルフードとして知られる「辛麺」は、辛い物好きにはぜひ食べていただきたい一品です。

    正直、私は1回目食べたときに「美味しいけど、普通…。」と思っていました。

    しかし、少し時間が経つと「あれ、辛麺が食べたい」となり、2回目、3回目と定期的に食べるようになったのです。

    独特の美味しさとクセになる味が魅力の辛麺、ぜひ一度ご賞味ください。

    地鶏塩レモンラーメン

    宮崎市内にある「地鶏もも子とけさぶろう商店さん」の地鶏塩レモンラーメンもおすすめです。

    塩レモンラーメンに地鶏の炭火焼きがトッピングされており、ラーメンと地鶏を一度に楽しめるおすすめの一品です。

    また、このお店の地鶏の炭火焼きが美味しいので、いつも塩レモンラーメンを食べてテイクアウトで地鶏の炭火焼きを注文しています。

    地鶏の炭火焼きはビールとの相性が抜群なので、晩酌におすすめです。

    炉端焼KURAGE

    宮崎市で少しおしゃれな居酒屋を楽しみたいなら「炉端焼KURAGE」がおすすめです。

    炉端焼メニューが一押しですが、それ以外には刺身や牡蠣など、さまざまなメニューを堪能することができます。

    中でもおすすめなのは、刺し盛りとカニクリームコロッケ。

    鮮度抜群の刺身は絶品で、種類豊富な日本酒との相性も抜群です。

    ちょっとした記念日や贅沢したい日におすすめの居酒屋です。

    笑助(しょうすけ)

    笑助(しょうすけ)は宮崎市街地にある居酒屋で、鳥刺しや地鶏のもも焼きを中心にオリジナルメニューも豊富です。

    店員さんも対応が良く、「また行きたい!」と思わせる居酒屋のひとつです。

    宮崎一の繁華街にあるので、タクシーや代行会社も多く、車を気にせず飲めるのも魅力といえます。

    The BEACH BURGER HOUSE

    はじめは、海の家的な普通のハンバーガー屋さんだと思っていました。

    知り合いに勧められて散歩ついでに食べに行ったのですが、予想以上にハンバーガーが美味しくてビックリ。

    一ツ葉の海水浴場を見ながら食べられるロケーションも最高で、出来れば人の少ない秋~春に行きたい場所です。

    宮崎へのサーフィン移住はおすすめ?

    これまで宮崎の情報をお伝えしてきましたが、結論を言うと“仕事が安定している方は宮崎へのサーフィン移住はおすすめ”です。

    仕事を辞めて移住しても、宮崎では職場も求人も都心部に比べると少なく、希望する仕事に就けるとは限りません。

    また、移住する場所によっては通勤に時間を要してしまい、せっかくの移住ライフがストレスに感じる可能性も十分に考えられます。

    そのため、リモートワークで時間に自由が利く方や、すでに仕事が安定している方には宮崎へのサーフィン移住をおすすめします。


    まとめ

    宮崎県はサーフィンのメッカとも言われており、多くのトリップ客や観光客で賑わっています。

    また、宮崎はプロ野球のキャンプ地になっているため、毎年2月になると読売ジャイアンツや広島東洋カープ、オリックスバッファローズ、西武ライオンズなど、多くの球団が訪れる地でもあります。

    普通に生きていれば行く機会がない県かもしれませんが、サーフィンなどのアウトドアを趣味にする方には最高の場所なので、ぜひ移住を検討してみてください。

    この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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