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【チェックリスト】ソロキャンプに必要なもの!揃えるべき道具とは

キャンプ用品

コロナ禍による一時のキャンプブームから少し落ち着いた今、ひっそりと「ソロキャンプを始めたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、キャンプは必要なものが多く、初めての方は何を準備すればいいのか分からないですよね。

そこで、この記事ではソロキャンプに最低限必要なものを紹介していきたいと思います。

これからソロキャンプを始めようと考えている方、なるべく費用・荷物は抑えたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

編集者

Shun Honke

■ mypace outdoor運営者
公務員を退職後、不動産、広告代理店で営業兼コンサルタントを経験したのち、独学でマーケティングを学び、ITベンチャー企業でマーケティング担当に。その後、フリーランスとなり、趣味であるキャンプ・サーフィン をするために宮崎県に移住。株式会社OUTRIPを設立し、アウトドアブランド「mypace outdoor」を立ち上げる。

contents

    【最低限】ソロキャンプに必要なものリスト

    テレビやYouTube、Instagramなどで他の人がキャンプしている様子を見ると、持っている道具が多くて「キャンプってこんなに道具が必要なの?」と思うかもしれませんが、本当はそこまで必要ありません。

    もちろん、インスタ映えや雰囲気を作ることも大事ですが、ソロキャンプでは荷物を極力少なくすることも重要なポイントです。

    ここでは、ソロキャンプに最低限必要な道具と購入にかかるおおよその費用を紹介していきます。

    ソロキャンプで最低限必要な道具はこちらの6つ。


    ➀テント
    ➁シュラフ・寝具
    ➂グラウンドシート
    ➃ランタン
    ➄テーブル・椅子
    ➅調理器具

    ➆カトラリー
    ⑧クーラーボックス




    ➀テント

    ソロキャンプと言わずキャンプに必需品で、テントがないとキャンプは始まらないといっても過言ではないでしょう。

    テントには「ドーム型」「ティピー型(ワンポール)」「ツールーム」など、さまざま種類がありますが、ソロキャンプでは設営が簡単なワンポールテントがおすすめです。

    また、ソロキャンプでは車への積み込みや搬送も大変になるので、なるべく軽いテントを選ぶようしましょう。

    テントの値段はピンキリですが、ソロキャンプ用だと約1万円~3万円程度が狙い目です。

    安すぎてもすぐに壊れてしまう可能性があるので、耐久性や急な雨にも対応できるように耐水性もチェックしてから購入するようにしましょう。

    ➁シュラフ・寝具

    シュラフなどの寝袋も必須です。

    普段使っている家の布団を持ち運ぶのは大変ですし、なにより汚れるのは嫌ですよね。

    シュラフな小さくコンパクトにまとまるので、キャンプなどのアウトドアではかなり重宝されます。

    まくらだけは普段使っているものでも問題ありませんが、キャンプでは空気を入れて膨らますインフレータブル枕などが主流です。

    しかし、空気の入った枕では寝づらいという方は、スポンジタイプなどを使うようにしましょう。

    最悪、枕を忘れても服やタオルなどで代用するという方法(スタッフサック)もあるので安心してください。

    シュラフは、安ければ1万円以下で購入でき、冬用などの分厚いタイプは少し高くなります。

    ➂グラウンドシート

    テントを守るためや底冷え対策として、テントの下にグラウンドシートは必須といえます。

    キャンプ場は、朝晩の気温差が大きい海辺や山、湖畔などが中心です。

    そのため、底冷え対策をしていないと朝晩は寒く、ぐっすりと眠れない可能性も十分に考えられます。

    また、テントは雨や霜で濡れた場合、しっかりふき取らないとカビの発生や傷んでしまうこともあるので、グラウンドシートはなるべく敷くことをおすすめします。

    グラウンドシートは、2,000円~5,000円程度が相場になります。

    ➃ランタン

    キャンプ場では基本的に消灯時間が決められているため、夜になると真っ暗で何も見えません。

    そのため、トイレなどでキャンプ場を移動する際にはランタンやヘッドライトが必要です。

    理想は、テント内で使用する吊り下げ式のランタンと、持ち運ぶに便利な卓上タイプの2つを持っていることですが、どちらか1つでも問題ありません。

    ランタンの値段もピンキリで、LEDランタンやオイルランタンなどの種類によっても大きく変わりますが、ソロキャンプであれば2,000円~5,000円程度のもので十分でしょう。

    ➄テーブル・椅子

    ソロキャンプでもテーブルや椅子は準備しておきましょう。

    テント内でずっと過ごすにも良いのですが、やはりキャンプといえば自然の中で優雅に過ごすのが醍醐味のひとつです。

    ソロキャンプ用のコンパクトなものであれば、テーブル、椅子ともに5,000円以内で購入することができるので、ひとつずつ持っておくと良いでしょう。

    クーラーボックスなどをテーブルとして使うという方法もあるので、自分のキャンプスタイルに合わせて選択してみてください。

    ➅調理器具

    ご飯を食べる際に必要になるのがクッカーやフライパンなどの調理器具です。

    キャンプ飯を作らずカップラーメンで過ごすという方も、お湯が必要になります。

    そのため、自分がキャンプで何を作るのかを考えて、必要な調理器具を用意するようにしましょう。

    主な調理器具はこちらです。

    ・クッカー
    ・フライパン
    ・ダッチオーブン
    ・ケトル
    ・ガスバーナー(ガスコンロ)

    ソロキャンプではクッカーセットを1つ持っていると便利です。

    調理しないにしても、お湯の準備や器としても使うことができます。

    値段も3,000円ほどなので、1つ持っておきましょう。

    ➆カトラリー

    カトラリーとは、洋食の際に使用するナイフやフォーク、スプーンなどのことを言い、最近ではすべて揃ったカトラリーセットが販売されています。

    キャンプでご飯を食べるとき、コンビニやスーパーで買った割り箸やプラスチックスプーンなどを使うのもひとつですが、使いまわしができない点やゴミが増えるというデメリットもあるので、キャンプ用のカトラリーを持っていると便利です。

    こちらは、自分の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。


    ⑧クーラーボックス

    夏のキャンプではクーラーボックスが必須と言っても過言ではありません。

    クーラーボックスと聞くと、大きくて頑丈なタイプを想像するかもしれませんが、ソロキャンプで使用する分なら少し小さめのタイプやソフトクーラーでも十分でしょう。

    しかし、ソフトクーラーはハードクーラーに比べて保冷力は劣るので、キンキンのビールが飲みたい方や食材の鮮度をなるべく保ちたい方は、ハードクーラーを選ぶのがおすすめです。


    よりソロキャンプを楽しみたい!あると嬉しいもの

    基本的に、これまでお伝えした道具があればキャンプを楽しむことができますが、よりキャンプを楽しむには+で道具が必要になります。

    ここからは、あると嬉しいキャンプ道具を紹介していきます。

    それがこちら。

    ➀焚き火台
    ➁手斧・鉈(なた)
    ➂ハンモック
    ➃タープ


    それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

    焚き火台

    キャンプといえば“焚き火”や“キャンプファイヤー”を思い浮かべる方も多いでしょう。

    しかし、地面にそのまま薪を置いて焚き火をするのは危険ですし、マナー違反になります。

    そのため、焚き火をする際は焚き火台を用意するようにしましょう。

    ソロキャンプ用のコンパクトな焚き火台であれば、数千円で購入でき、そこまで荷物になることもありません。

    いつでも焚き火ができるように、1つ持っておくことをおすすめします。

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    手斧・鉈(なた)

    焚き火の際に必要なのが手斧や鉈(なた)です。

    薪はキャンプ場やホームセンターなどで購入できますが、ソロキャンプ用の焚き火台には大きすぎて上手く入りません。

    そこで、活躍するのが手斧や鉈です。

    手斧や鉈があれば、薪をカットしてサイズを調整できるので、焚き火をする際は必須アイテムと言っても過言ではありません。

    もし、手斧や鉈を使うのは怖いという方は、ホームセンターに売っている小さくブロック状にカットされた薪を購入するようにしましょう。

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    ハンモック

    “大自然の中で優雅に揺られる”

    誰しもが憧れる光景ですよね。

    実際に、キャンプ場でハンモックに揺られてゆっくりしている人を見ると、「なんだかいいなぁ」という感情になってしまいます。

    ハンモックは上級者というイメージもあるかもしれませんが、今では家でも使えるような初心者向けのハンモックも数多くリリースされています。

    一度ハンモックに揺られてみたいという方は、ぜひチェックしてみてください。

    タープ

    基本的にテントだけでもキャンプはできますが、よりキャンプ感を味わいたい方はタープも購入しておくと良いでしょう。

    タープは夏の日除けや急な雨対策にもなりますし、テントと連結させることで前室を作ることもできます。

    また、少し上級編ではありますが、テントを使わずにタープでテントを作ることもできるので、興味がある方はチェックしてみてください。


    【冬編】ソロキャンプに必要なもの

    キャンプは、主に暖かい4月~11月がメインシーズンですが、中には冬キャンプに行きたいという方も多いでしょう。

    冬のキャンプは、「虫がいない」「空気が澄んでいて気持ちいい」「混雑することが少ない」などのメリットがありますが、一番注意しなければいけないのが“寒さ対策”です。

    そのため、冬のキャンプでは普段の荷物にプラスで必要なものがあるので、さっそく見て行きましょう。


    防寒具

    冬のキャンプでは防寒具を忘れないようにしましょう。

    服装も冬は厚めのコートやダウンを着て、難燃素材のブランケットなどを準備しておくと暖かくて便利です。

    また、ソロキャンプ用の焚き火台では暖を取るのに小さすぎるので、冬キャンプでは少し大きめの焚き火台やストーブがあると重宝されます。

    テント内にも、電気式敷パッドやカーペットなどを敷くと体感温度が変わってくるので、冬キャンプではおすすめです。

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    スカート付きのテント

    テントは何でもいいわけではなく、冬キャンプではスカート付きのテントが理想です。

    スカートとは「テントの裾についているヒラヒラ」のことで、通常のテントの場合は設営すると下に少し隙間ができてしまいます。

    隙間があると、そこから冷気が入ってきて、寒くて夜眠れないということになる可能性もあるので、冬キャンプに行く際はスカート付きのテントだと安心です。


    冬用のシュラフ

    シュラフには夏用や冬用など、それぞれに適したシーズンがあります。

    一般的に「快適使用温度」「限界使用温度」で適正温度が記載されていますが、快適使用温度とは快適に眠れる温度のことで、限界使用温度とはギリギリ使用できる温度のことをいいます。

    そのため、なるべく「快適使用温度」を基準にしてシュラフを選ぶのがベストで、夏用なら5℃~10℃、冬用なら-5℃以下のシュラフであれば安心です。


    ソロキャンプに必要なものを揃えると費用はいくら?

    これからキャンプを始めようと思っている方は、「こんなに必要な物があるの?」と思うかもしれませんが、キャンプは必要なものが多く、初期費用のかかる趣味です。

    そのため、ソロキャンプに必要なものを揃えると、3万円~5万円程度は費用がかかると思っておいたほうがいいでしょう。

    とはいえ、キャンプに必要なものは一度購入すれば壊れるまで使えるので、その後のランニングコストはかかりません。

    “一度買ってしまえば、あとは楽しむだけ”と言うのは、キャンプの大きな魅力といえるでしょう。


    ソロキャンは手ぶらでもOK?人気のレンタルとは

    ソロキャンプに必要な道具を紹介してきましたが、最悪、キャンプは“手ぶら”でもできます。

    というのも、キャンプ場ではテントやシュラフ、焚き火台など、ほとんどの道具をレンタルすることが可能です。

    自分でキャンプ道具を買った方が愛着も湧きますし、気にせず使えるので良いのですが、まだキャンプを趣味にするか分からないという方は、レンタルで体験してみるのもひとつです。

    ただし、キャンプ場によってレンタルできる道具が決まっているので、事前にホームページなどを見て確認しておきましょう。

    まとめ

    ソロキャンプの魅力は、誰にも気を遣わず自分の好きなようにキャンプを楽しめることです。

    回数を重ねるごとに、自分のキャンプスタイルが確立されてきて、徐々に必要な道具も変わってくるでしょう。

    まずは、この記事で紹介した道具を持って、憧れのソロキャンプを堪能してみてください。

    この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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