冬のサーフィンが快適になる防寒対策アイテム9選!
「今年の夏からサーフィンを始めたけど、冬もサーフィンをやってみたい」
「サーフィンを始めたいけど、冬から始めるのは寒いかな?」
冬が近づくにつれてそんな不安や疑問を抱く方もいるのではないでしょうか。
冬のサーフィンは極寒なイメージがあるかもしれませんが、ちょっとした工夫や防寒アイテムを着用することで快適に楽しむことができます。むしろ冬のサーフィンには魅力がたくさんあり、一気に上達するチャンスでもあります!
この記事ではそんな冬のサーフィンの魅力から、快適に楽しむための防寒対策アイテムを紹介していきます。
これからサーフィンを始めたい初心者の方からこれまで冬のサーフィンを避けていた方まで是非参考にして下さい!
✓冬のサーフィンの辛いとこ
✓おすすめ防寒対策アイテム
編集者
Masashi
MYPACE OUTDOOR創業者
■趣味:車旅/ サーフィン / 釣り / BBQ
■海が好き過ぎて海沿いの町に移住し、週3~5日はサーフィンをする生活。
もちろん仕事も一生懸命。将来の夢は海と山を行き来する生活。
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冬にサーフィンをする魅力
冒頭でもお伝えしたとおり、冬のサーフィンには魅力がたくさんあります。
- 夏に比べて人が少ない!
- 波があることが多い!
- 風の影響を受けずらい!
- 水が透き通って綺麗!
夏に比べて人が少ない!
夏からサーフィンを始めると「人が多すぎてうんざりしてしまった」「周りの人にぶつかりそうで怖い」そんな思いをした方がいるのではないでしょうか?
冬の海は夏に比べて人が少なく、のびのびとサーフィンを楽しむことができます。
サーフィンは波にどれだけ多く乗れるかで上達具合は変わってきます。冬の空いた海でたくさん波に乗ることで大きくレベルアップできます!
冬の海は土日でも昼過ぎを狙えば貸切なんてことも!!
波が良いことが多い!
ポイントによって多少変動しますが、冬は気圧配置の影響で波があり夏よりコンディションの良い日が多くなります。
例えば筆者がよく入っている千葉北エリアでは西寄りの風(オフショア)の日が多く、低気圧の影響で波もよくたつので、綺麗な波の日が多くなります。
台風の時は3日ぐらいで波が無くなることがありますが、冬は1週間以上毎日サーフィンできる環境になることもあります。
また、日本海エリアでは西高東低の気圧配置から北風による波がたち、サーフィンのベストシーズンに突入します。
夏の期間にある程度立つことができるようになった初心者の方には、冬の海は練習に最適の環境になります!
風の影響を受けずらい!
夏は太陽が昇り気温が上昇してくると風向きがオンショア寄りになってしまうことが多いですが、冬の場合は一日を通してオフショア寄りという日が多くなります。
この影響で極寒の朝一を狙わなくても、海面状態の良い綺麗な波に乗れるチャンスが増えます。
普段は朝一の海を狙って早起きを頑張っている方も、ゆっくり海に向かっても良い波に乗れるのが冬の魅力の一つです!
水が透き通って綺麗!
冬の海は水が透き通っていることが多く、より気持ちよくサーフィンを楽しむことができます。
夏に比べ海水温が下がることによってプランクトンなどが少なくなるからと言われています。
人の少ない透き通った海でサーフィンできるのが、冬のサーフィンの醍醐味といえるでしょう!
関東では千葉南エリア、九州地方では宮崎エリアなど海が綺麗なポイントがたくさんあります。サーフポイントを選ぶ際はこちらの記事も是非参考にしてみてください!
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冬のサーフィンで辛いとこ
冬のサーフィンには魅力がたくさんありますが、勿論辛いところもあります。
- 着替えや海に入る瞬間はやっぱり寒い
- 費用がかかる
- モチベーションがどうしても下がってしまう
しかし、工夫と装備で乗り越えられるので悲観的にならなくても大丈夫です!
着替えや海に入る瞬間はやっぱり寒い
なんだかんだ言って冬なので着替えや海に入る瞬間はやっぱり寒いです。
外気温マイナスなんて日は家から出るのも嫌になるのに、屋外でウエットスーツに着替える際はどうしても裸になるのでやはり寒さを感じてしまいます。
対処法として暖房の効いた車の中で着替えたり、ポンチョを着ることで寒さをある程度防ぐことができます。
さらに暖かい水を用意していれば、海上がりもある程度は快適に着替えることができます。
費用がかかる
冬用のウエットスーツや防寒グッズを揃えるためにはそれなりにお金がかかります。
しかし高いブランドのものを選ばなければそこまで出費が大きくなることはありませんし、良いものを買った際は冬しか使用しないので長く使うことができます。
最近では安くても良いブランドがあるので、ウエットスーツであればこちらの記事も参考にしてみて下さい!
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モチベーションがどうしても下がってしまう
冬ってだけでどうしてもモチベーションが下がってしまいますよね。
前日までは海に行こうと思っていても、いざ朝起きると「やっぱり行くの寒いなぁ」って日もあると思います。
そんな時は無理して海に行かなくても、暖かい服を着てスケボーで練習するのも良いと思います。
陸トレ、イメトレをしてモチベーションを上げていきましょう!
筆者はモチベーションが下がったらYouTubeで好きなプロサーファーを見るようにしています。
冬を楽しむおすすめ防寒対策アイテム9選
冬のサーフィンを楽しめるかは防寒装備によって大きく変わってきます。これから紹介するアイテムを揃えて是非冬のサーフィンを楽しんで下さい!
セミドライウエットスーツ
防寒対策でとても大事になってくるのがウエットスーツです。
季節に合っていないものや自分の体に合っていないものを選んでしまうと、どんなに体を動かしてもすぐ冷えてしまうので、選び方がとても重要になってきます。
選ぶ際に特に重要なのが「種類」と「サイズ」です。
関東以南であれば「5㎜×3㎜セミドライ」という種類を選んでおけば間違いありません。
さらに暖かいドライスーツという種類もありますが、メンテナンスや価格的に初心者にはあまりおすすめできません。
サイズに関してはまずお店で試着してみて、自分の体に合ったものを選びましょう。ブカブカのサイズを選んでしまうと海水が浸水してきて保温効果が無くなってしまいます。
ウエットスーツの選び方はこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください!
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【サーフィン初心者向け!】ウエットスーツの種類と選び方!
ブーツ
足の保温効果を高めてくれるアイテムがブーツです。
基本的に下半身はほぼ浸かっているので足元から冷えてきます。特に足の指は冷えやすく、一度冷えてしまうと体全体まで冷えてしまいます。
ブーツは靴下のようなスタンダードなタイプと足袋のような種類がありますが、初心者の方にはまずスタンダードなタイプがおすすめです。
生地の厚さについては海水温によって変わってきますが、まずは3㎜以上のものを選んでおけば間違いありません。
グローブ
ブーツの次に必要になってくるのがグローブです。
関東より南の地域であればブーツのみでも十分ですが、寒がりの方だったり海から上がった後に指を冷やしたくない方には必要になってきます!
関東地域でも千葉や茨城ではほぼ必須になってくるので、是非揃えて欲しいアイテムです。
グローブの種類は5本指のタイプや親指と他4本指で分かれているミトンタイプなどがありますが、まずはスタンダードな5本指タイプがおすすめです!
初めてのグローブは厚さ3㎜の5本指タイプがおすすめです!
ヘッドキャップ
顔面や頭部の防寒対策に必要なアイテムがヘッドキャップです。
一般的にはブーツ、グローブの次に手に入れるのがヘッドキャップですが、海水は暖かいが外気温が寒いという日にはブーツとヘッドキャップの組み合わせもおすすめです!
ヘッドキャップには頭から首まで保温してくれるものや頭部のみのもの、キャップ付きのものなど様々な種類があります。
まずは写真のような頭から首までしっかり保温してくれる種類を選んでおけば問題ないでしょう!
インナー
ウエットスーツの中に着て保温効果を高めてくれるアイテムがインナーです。
基本的に最近のウエットスーツは良い素材で作られているのでインナーを着用しなくても暖かいです。むしろ新品のものは起毛がしっかりしているので、インナーを着ない方が暖かかったりします。
しかし、何年も着用しているとウエットスーツが薄くなってしまうので、「最近前より寒いな」と感じ始めたらインナーを検討しても良いでしょう。
おすすめはノースリーブ短パンタイプ(ショートジョンタイプ)で保温効果のある素材を使用したものがおすすめです。
ホットジェル
ホットジェルは体に直接塗ることで保温効果を高めてくれるアイテムで、胴体から末端までウエットスーツの隠れている部分に塗って使用します。
商品によって保温効果の強さが変わってくるので、まずはベーシックタイプのものを使用してみましょう。
物足りない場合は重ね塗りをしてみてそれでも物足りないようでしたら、さらに保温効果の高い種類を選ぶと良いでしょう。
ポンチョ
ウエットスーツに着替える際の防寒対策としておすすめなのがポンチョです。
ポンチョはワンピースのように全身を覆ってくれるので、外気から寒さを守ってくれます。
小さいサイズを選んでしまうと、着替える際に大事な部分が見えてしまうのと、防寒対策にならないので少し大きめを選ぶのがポイントです!
耳栓
冬の冷たい海水から耳を守るために必要なアイテムが「耳栓」です。
サーファーが発症しやすい病気の一つに「サーファーズイヤー」という病気があります。
長期間冷たい海水の中サーフィンをしていると冷水の刺激によって外耳道を囲む骨が増殖し、耳の穴が全体的に狭くなることで痛みが出たり、最悪の場合は難聴になってしまう病気です。
サーフィン歴が長い人ほどかかってしまうと言われていますが、サーフィンを初めたうちから予防することが大切です。
耳栓はすぐに落としてしまうので首にかけるストラップが付いているもので、周りの音は遮断せずに海水の侵入のみを防ぐことができるものがおすすめです!
ポリタンク+暖かい水
海から上がって着替える際に重宝するアイテムがポリタンクと暖かい水です。
相当気合いが入っていれば水でも良いですが、海から上がった際に大きなバケツに暖かい水を入れ、足を浸けるだけでもかなり身体を暖めることができます。
さらに全身を洗う際にも使用できるので、暖かい水で身体を流してポンチョを着るのが冬の着替えの防寒対策です!
ポリタンクが裸の状態だと海に入っている間に冷えてしまうことも。ポリタンク専用のケースもあるのでぜひ検討してみて下さい!
筆者は2ℓペットボトルに熱湯を入れ、バスタオルにくるんで使用していました。あまり使い勝手は良くないですが、お金の無い方にはおすすめです笑
まとめ
ここまで冬のサーフィンの魅力から辛いとこ、おすすめの防寒対策アイテムを紹介してきました。
冬ってだけでモチベーションが下がってしまうのはよく分かりますが、海に入らないと上手にならないのが現実。
今まで冬のサーフィンを避けていた方も、これから初めて冬のサーフィンを体験する方もこの記事が少しでも参考になり、来年の春には大きくレベルアップしてくれれば幸いです。