キャンプのゴミ問題に終止符を!分別方法やマナーを詳しく紹介!
BBQやキャンプ飯を作るため、多くのゴミが発生するキャンプですが、正しい処理方法をご存知でしょうか?
出たゴミを「そのままキャンプ場にポイ」ではいけません。
きちんとキャンプ場のルールを守って適切にゴミを処理する必要があります。
そこで、この記事ではキャンプで出たゴミの処理方法やマナーについて詳しく紹介していきたいと思います。
初めてキャンプに行く方や、まだキャンプに慣れていない方は、ぜひ参考にしてみてください。
【この記事のポイント】
・知っておきたいキャンプのゴミ捨てマナー
・ゴミ袋にゴミを入れる際の注意点
・キャンプで便利なおすすめゴミ箱
編集者
Shun Honke
■ mypace outdoor運営者
公務員を退職後、不動産、広告代理店で営業兼コンサルタントを経験したのち、独学でマーケティングを学び、ITベンチャー企業でマーケティング担当に。その後、フリーランスとなり、趣味であるキャンプ・サーフィン
をするために宮崎県に移住。株式会社OUTRIPを設立し、アウトドアブランド「mypace outdoor」を立ち上げる。
contents
キャンプで出るゴミを捨てる場所とは
キャンプ場によっては、指定のゴミ箱が用意されていることがあります。
その場合は、キャンプ場のルールに従って指定のゴミ箱に捨てるようにしましょう。
また、「燃えるゴミ」「ペットボトル」「缶・ビン」などゴミ箱が分けられている場合は、きちんと分別して出すのがマナーです。
間違っても、ゴミをそのまま放置して帰ることもないようにしましょう。
キャンプのゴミ問題|知っておきたいマナーとは
キャンプのゴミ捨てについて、いくつか知っておきたいマナーがあります。
何も知らずにキャンプに行ってNG行動を取ることのないように、これからお伝えするマナーは守るようにしましょう。
ここでお伝えするマナーはこちら
・キャンプ場のルールに従って分割する
・ゴミは持ち帰る
・ガス缶の処理も忘れずに
キャンプ場のルールに従って分別する
先述したように、キャンプ場によってはゴミ箱が用意されており、そこに捨てれば良いというケースもあります。
しかし、分別方法はキャンプ場によって異なるため、受付の際にしっかりと説明を聞くようにしましょう。
チェックアウト間近になって「分別の仕方間違えていた…」となっては二度手間です。
多くのキャンプ場では、受付の際に説明と一緒に注意事項が記載された用紙をもらうので、しっかりと確認するようにしましょう。
ゴミは持ち帰る
キャンプ場にゴミ箱が設置されていない場合、ゴミは持ち帰るのが原則です。
よく、キャンプサイトにそのままゴミを放置したり川に流したりする人がいますが、これはマナー違反なので、ゴミは自分で持ち帰るようにしましょう。
そのため、キャンプ場にゴミ箱がなかった時のために、ゴミ袋は少し多めに持っていくことをおすすめします。
ガス缶の処理も忘れずに
キャンプではカセットコンロやバーナーを使用するため、缶のゴミが出ることもあるでしょう。
缶の処理は「穴をあける」「穴をあけない」で、自治体によって異なります。
そのため、ゴミを持って帰る場合は自分の自治体のゴミ処理方法を確認しておく必要があります。
もし、キャンプ場で捨てる場合は、管理人に確認すると良いでしょう。
キャンプの知識|ゴミ袋に入れる際の注意点
ゴミをゴミ袋に入れる際の注意点をいくつか紹介します。
キャンプに行くなら知っておきたいちょっとした知識になるので、参考にしてみてください。
割り箸は折るか燃やす
まずは、割り箸は折りか燃やすということです。
割り箸をそのままゴミ袋に捨てると、袋に穴をあけ「汁漏れ」の原因にもなります。
汁漏れはゴミ収集の人も嫌ですし、自分でゴミを持ち帰る際に車が汚れてしまう可能性もあるので注意が必要です。
キャンプのゴミ問題で厄介は「汁漏れ」を防ぐためにも、割り箸は折って捨てるか、焚き火と一緒に燃やすのがベストです。
ゴミ袋は二重にする
続いては、ゴミ袋は二重にするということです。
生ごみやペットボトル、缶、ビンなどの水気のあるものは、通常のゴミ袋では染み込んで「汁漏れ」につながる恐れがあります。
そのため、出来ればゴミ袋は二重にして強度を高めておくのがおすすめです。
キャンプのゴミを持ち帰る3つの方法
キャンプ場でゴミを捨てられるのが一番ですが、基本的にはゴミは持ち帰る物と思っておきましょう。
しかし、どうやってゴミを持って帰るのがベストなのか悩みますよね…。
「車のシートには乗せたくない…。」「車にはキャンプギアもたくさん積載する…。」
そんな時におすすめなのが、こちらの収納方法です。
・車にシートを敷いて積み込む
・ルームボックスを使用する
・防水トートバックに入れる
車にシートを敷いて積み込む
ゴミを乗せることによって、車が汚れるのは嫌ですよね。
そんな時は、ビニールシートなどの汚れてもいいシートを敷いて、そのうえにゴミを積み込むのがおすすめです。
ビニールシートなら家で洗えばキレイになるので、汚れても問題ありません。
私はレジャーシートを後部座席の足元に敷き、そのうえでゴミを乗せるようにしています。
ルーフボックスを使用する
車にルーフボックスやキャリアが付いている場合は、キャンプのゴミ収納としても役立ちます。
ルーフボックスなら一番の問題である「汁漏れ」を心配する必要がなく、車内の場所も取りません。
車内の積載量を最大限活用しながら、ゴミの汁漏れ問題も解決させるのでおすすめです。
防水トートバッグに入れる
キャンプであると便利なのが、大きめの防水トートバッグです。
ゴミ袋だけでは「汁漏れ」の心配がありますが、防水トートバッグにゴミ袋を入れればそのような心配もなく、安全に家まで運ぶことができます。
ちなみに、防水トートバッグは雨に濡れたギアを入れることにも使えるので、ひとつ持っておくととても便利なアイテムです。
キャンプのゴミ処理に便利なゴミ箱3選
ここでは、キャンプにおすすめのゴミ箱を3つ紹介してきます。
オレゴニアンキャンパー:ポップアップトラッシュボックス
キャンパー人気抜群で売り切れになることも多い、オレゴニアンキャンパーのポップアップトラッシュボックス。
45Lのゴミ袋が収まる大容量タイプで、ゴミ袋を固定できるスナップボタンも付いているのでとても使いやすくなっています。
また、ジップ式で蓋を閉められる点や、防水仕様となっている底部分もキャンプに最適といえます。
DOD:ステルスエックス
可愛らしい見た目と利便性の高さから人気の高い、DODのステルスエックス。
最大6種類の分別が可能で、普段はテーブルとしても使用できるので、まさに一石二鳥のゴミ箱です。
また、「ステルス」という名のとおり、横からゴミを入れることもでき、利便性はかなり高いといえます。
オレゴニアンキャンパー:JUTE Dust Bags
野外フェス感を楽しみたい方は、オレゴニアンキャンパーのJUTE Dust Bagsがおすすめです。
シンプルな構造ですが、麻を使用したアイテムはどことなく安心感があります。
デザインもポップで可愛らしいので、キャンプサイトに並べるだけでオシャレな雰囲気になること間違いありません。
まとめ
キャンプのゴミ問題は意外と盲点になっている方も多いのですが、キャンプ場に行ってから「何も準備してなかった…。」では遅いので、事前に準備しておくことが重要です。
キャンプ場にゴミ箱が設置されている場合は、ルールに従って捨てるのですが、もしキャンプ場にゴミ箱がない場合は自分で処理して持ち帰るようにしましょう。
ゴミを持ち帰る際のポイントなど、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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