サーフィン用ウエットスーツのおすすめブランド7選!
サーフィンに欠かせないアイテムがウエットスーツ。しかし、数あるブランドから選ぶのは中々難しいものです。
日本のブランドから海外のブランド、安くても大丈夫なのか...どう選べば良いのか迷ってしまいますよね。
この記事では、筆者が実際に使用した経験や周りの意見を参考に、おすすめのウエットスーツブランドを7つ厳選しました。
始めにウエットスーツの選び方を解説し、その後おすすめブランドを紹介していきます。是非最後まで読んで、自分にぴったりのウエットスーツ選びの参考にして貰えればと思います。
✓ウエットスーツのおすすめブランド
編集者
Masashi
MYPACE OUTDOOR創業者
■趣味:車旅/ サーフィン / 釣り / BBQ
■海が好き過ぎて海沿いの町に移住し、週3~5日はサーフィンをする生活。
もちろん仕事も一生懸命。将来の夢は海と山を行き来する生活。
contents
ウエットスーツの選び方
ウエットスーツを選ぶ上で大事なポイントは、主に下記の3点です。
- 季節に合った種類を選ぶ
- 自分の体に合ったサイズを選ぶ
- 安心感のあるブランドを選ぶ
ウエットスーツを選ぶ上で大事なポイントは、季節に合った種類で、自分の体のサイズに合っていることです。
この2点をしっかり抑えて、これから紹介するブランドから選んでおけば、まず失敗することはありません!
それでは、まずウエットスーツの種類について解説していきます。
季節に合った種類を選ぶ
ウエットスーツは大きく分けて8種類あります。
ウエットスーツの種類
- ドライスーツ
- セミドライ
- フルスーツ
- シーガル
- ロングジョン
- ロングスプリング(ロンスプ)
- スプリング
- タッパー
基本的に、
保温性が高い→生地が厚い→動きにくい
保温性が低い→生地が薄い→動きやすい
と考えておきましょう。
それぞれ適切な水温がありますが、少し分かりにくいと思うので、適切な季節も合わせて紹介していきます。
ドライスーツ
- 水温の目安:15℃以下
- 季節の目安:真冬(12月~3月)
特徴
・長袖、長ズボンで海水が侵入してこない仕組みになっているので、真冬の時期に着る。
・ウエットスーツの種類の中で1番値段が高い!(10万円前後から)
・メンテナンスや値段からも、サーフィン初心者にはあまりおすすめできない!
セミドライ
- 水温の目安:5~20℃
- 季節の目安:冬~真冬(12月~4月)
特徴
・長袖、長ズボンで関東以南の地域では、冬用ウエットスーツとして一般的に使用されている。
・風や海水を通しにくい生地を使った構造になっているので、冬でも暖かくサーフィンできる。
・関東以南で冬からサーフィンを始めるならセミドライがおすすめ!
1年間サーフィンをするなら、関東圏では一番多く着る機会があります!
3㎜フルスーツ(ジャーフル)
- 水温の目安:18~22℃
- 季節の目安:春・秋(西日本の水温が暖かい地域では冬でも可能です)
特徴
・長袖、長ズボンで、基本的にジャージ生地で作られているので、海水や風が通りやすく春や秋に着ることが多い。
・セミドライとは違う生地(ジャージ生地)をベースに使用しているので、動きやすく耐久性も高い!
・冬はサーフィンしない!という方なら、3㎜フルスーツを選べば間違いなし!
シーガル
- 水温の目安:18℃以上
- 季節の目安:夏前・夏・秋(真夏前後)
特徴
・半袖、長ズボンで梅雨時期から秋にかけて着ることが多い。
・夏でも着用可能。下半身が長ズボンになっているので、ボードと下半身が擦れるのを予防してくれる!
・怪我防止になるので、サーフィン初心者には夏でもおすすめ!
ロングジョン
- 水温の目安:18℃以上
- 季節の目安:夏前・夏・秋(真夏前後)
特徴
・シーガルとほとんど特徴は同じで、上半身がノースリーブになっている。
・袖がないのでパドリングは楽になるが、脇の部分が擦れて痛むことも。
・後で紹介するタッパーを羽織れば、少し寒い時でも対応できる!
ロングスプリング
- 水温の目安:19℃以上
- 季節の目安:夏・秋
特徴
・長袖、半ズボンなので、「海水温は暖かいが外気温は低い」ような秋の時期に着ることが多い。
・下半身が半ズボンなので、初心者の方が長時間サーフィンをしていると、ボードと擦れて痛くなることもある。
正直、汎用性はあまり高くないので、初心者の方で初めての一着にはおすすめできません
スプリング
- 水温の目安:19℃以上
- 季節の目安:真夏
特徴
・半袖、半ズボンなので、真夏の時期に着ることが多い。
・夏しかサーフィンをしない!という初心者の方なら、始めての一着におすすめ!
関東エリアで水温が暖かいシーズンだと、6月終わりから10月近くまで着ることができます!
タッパー
- 水温の目安:20℃以上
- 季節の目安:真夏
特徴
・正面にファスナーがついたジャケットタイプで、海パンや水着と組み合わせて真夏の時期に着ることが多い。
・価格が最も安く、とりあえずサーフィンをしてみたい!という方にはおすすめ!
ウエットスーツの種類についてこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてみて下さい!
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【サーフィン初心者向け!】ウエットスーツの種類と選び方!
既製品かオーダーで自分に合ったサイズを選ぶ
ウエットスーツの種類を理解できたら、次に大事なのがサイズです。
サイズが大きいと海水が入ってきたり、体の動きが鈍くなってしまいます。
反対に小さいサイズを選んでしまうと、窮屈で動きにくくなるのは勿論ですが、脇や首回りが異常に擦れてしまい、痛い思いをしてしまいます。
そんな思いをしないためにも、自分のサイズに合ったウエットスーツを選ぶことがとても大切です。
ウエットスーツには、大きく2種類あります。
- 既製品
- フルオーダー
サイズを合わせるためにも、どちらの種類を選ぶかが非常に大事になります。
既製品
ウエットスーツの既製品とは「吊るし」とも言われ、既に作られているウエットスーツのことを言います。
「S,M,L,XL」など洋服を買うのと同じように店頭や倉庫に置いてあります。
これから紹介するオーダーに比べ、値段が安く実際に試着して購入することができるので、すぐに使用することが可能で安心感もあります。
反対に筋肉質の方や細い方には、中々自分に合ったサイズが見つからないこともあるので、そんな時はこれから紹介するオーダーを検討しましょう。
メリット
- 既に作られているので試着して購入後、すぐ使用することができる。
- オーダーに比べて値段が安い。
デメリット
- 一般的な体型でないと、自分に合ったサイズを見つけるのが難しい。
- ブランドによって既製品のサイズが違うので、同じMサイズでも合わないことがある。
オーダー
オーダーとは体の様々な部位を測り、自分の体に合ったサイズのウエットスーツを作ることです。
既製品と比べ、1から作るので時間がかかってしまいますが、生地やデザイン、ジップの種類など自分好みにカスタマイズすることができます。
値段は既製品と比べて高くなりますが、自分の体ピッタリに作るので、ウエットスーツの負荷も少なく、長持ちしやすくなります。
メリット
- 自分の体に合ったサイズで作れる。
- 長持ちしやすい。
- 自分好みのデザインで作れる
デメリット
- 手に入るまで時間がかかる。(長いと半年待ちとかあります)
- ブ値段が既製品に比べて高い。
安くオーダーできるブランドもあるので、予算に余裕のある方はオーダーをおすすめします。
安心感のあるブランドを選ぶ
最後に大事なことが安心感のあるブランドを選ぶことです。
ウエットスーツの各ブランドからはそれぞれ機能面や性能面での特徴がありますが、サーフィン初心者の方には正直分かりづらいと思います。
筆者も最初は機能面や性能面は全く分かりませんでした。正直、使ってみないと「起毛はあれが良い」とか、「ジップはこれが良い」なんて分かりません。
そこで大事になるのが、安心感のあるブランドかどうかです。
これから紹介するブランドは筆者が実際に使ってみたり、周りの意見を参考に厳選したので、選んで間違いないブランドです。是非参考にしてみて下さい!
サーフィン用おすすめウエットスーツブランド7選!
それではウエットスーツのおすすめブランドを紹介していきます。
どのブランドも多くのプロサーファーやインフルエンサーをスポンサーとしているおすすめのブランドです!
【海外】O’NEILL(オニール)
世界初のネオプレンウエットスーツを発明した歴史あるブランドです。厳しい条件下でテストを行い、老舗ブランドでありながらも常に最新テクノロジーを取り入れています。
多くのサーフショップで購入することができ、値段も他の有名ブランドに比べて安い方なので、初めての1着でもハードルが低くおすすめです!
ガッチリ体型の方でも既製品が入りやすい印象があります!
筆者が初めて買ったセミドライウエットスーツでもあり、週3~4日海に入っても約3年間は問題なく使用することができました!
【海外】Hurley(ハーレー)
サーフィンに興味が無い方でも知っているであろう、世界的人気の高いブランド。
価格は他のブランドに比べて高めながら、デザインや機能性の高さからコアなファンが多いです。
店頭で売られているものはスリムなサイズ展開が多いイメージで、ガッチリ体型の方ならオーダーをおすすめします。
予算に余裕があるなら、選んで間違いないブランドです!
【海外】BILLBONG(ビラボン)
こちらもハーレーと同じく世界的に有名なブランドです。
遠目からでもビラボンのウエットスーツだと分かるような、お洒落なデザインが魅力のひとつでもあります。
デザインが特徴的(勿論、無地のデザインもあります!)ですが、機能性も高く、地球環境に優しいウエットスーツ作りをしています。
お洒落なアパレルも出ているので、元々ビラボンが好きな方や独特のデザインが気に入れば、ビラボンのウエットスーツで間違いないでしょう!
こちらもスリムな印象がありましたが、がっちり体型の筆者でも既製品を着ることができたので、日本人体型でも丁度良いサイズがあるかもしれません!
【海外】リップカール(RIP CURL)
1969年にオーストラリアのベルズビーチで誕生した世界的有名ブランド。
ミックファミングやガブリエルメディーナなど、何度も世界チャンピオンに輝いたサーファーをサポートしているので、その性能は間違いありません。
筆者はセミドライを持っていますが、冬場の千葉北でも寒さを感じることなくサーフィンを楽しめています。セミドライを着ると重くなるイメージが強いですが、リップカールのセミドライはウエットスーツ自体が軽く、快適にサーフィンをすることができています。
楽天市場で購入しましたが、価格も安い方で週3~4日海に入って現在2シーズン使用できているので、耐久性も十分あるといえます。いきなりネット通販で購入するのは少しハードルが高いと思うので、店舗で試着してみて同じサイズをネット通販で購入するのがおすすめです!
【国内】メローウェットスーツ(MELLOW)
こちらは国内のコスパ最強ブランドです。
一般的にセミドライのオーダーは10万円前後しますが、メローウエットスーツだとなんと5万円前後で作れます!!
まだ歴史の浅いブランドですが、コスパの良さからサーフィン系インフルエンサーを始め関東圏で大人気になっています。
ブランドへのこだわりがなく、コスパ良く始めたいならメローウエットスーツ一択でしょう!
【国内】MAXIM(マキシム)
日本のサーフカルチャーを作った鎌倉で、1986年にスタートしたのがMAXIM(マキシム)です。
「サーファーによるサーファーのためのウエット作り」をコンセプトに、1着1着丁寧に作り上げています。
知名度高いブランドなので、日本全国多くのサーフショップで購入することができます!
筆者の周りでも着用しているサーファーが多く、選んで間違いないブランドです!
【国内】BEWET(ビーウエット)
最後に紹介するのは約50年の歴史があり、多くのプロサーファーにウエットスーツを提供しているBEWET(ビーウエット)です。
筆者の近所である千葉県の一松に工場があり、職人たちの手によって1枚1枚手作りで作られています。
購入後も2年間の保証期間があるなど、充実のアフターサービスを提供しています。
MAXIMと若干被るとこがありますが、国内ブランドではかなり有名なので選んで間違いないでしょう!
最後に
ウエットスーツ選びはサーフィンの楽しさを大きく左右するほど大切です。この記事ではウエットスーツの選び方から信頼できる7つのブランドを紹介してきました。
各ブランドの特長を理解し、季節や自分の体型に合ったウエットスーツを選ぶことで、よりサーフィンを楽しむことができます。
この記事がウエットスーツ選びの助けになり、楽しいサーフィンライフを送るための参考になれば幸いです。