ソロキャンプの整頓術!ハンガーラックが持つ秘めた力とは?
「ハンガーラックって本当に必要?」
「ハンガーラックって何に使うの?」
SNSやYouTubeなどでソロキャンプの光景を見ると、ハンガーラックを使っているキャンパーが数多くいます。
しかし、本当にソロキャンプにハンガーラックが必要なのか疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では
・ソロキャンプでよくあるハプニング
・ハンガーラックの必要性とメリット
・ハンガーラックの選び方とおすすめのハンガーラック
について、詳しく解説していきます。
この記事を読めば、ソロキャンプの整頓術が分かり、初心者ながら出来るキャンパーに近づくことができます。
これからソロキャンプ始めようと考えている方で、ハンガーラックに興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
編集者
Shun Honke
■ mypace outdoor運営者
公務員を退職後、不動産、広告代理店で営業兼コンサルタントを経験したのち、独学でマーケティングを学び、ITベンチャー企業でマーケティング担当に。その後、フリーランスとなり、趣味であるキャンプ・サーフィン
をするために宮崎県に移住。株式会社OUTRIPを設立し、アウトドアブランド「mypace outdoor」を立ち上げる。
contents
ソロキャンプでよくある3つのハプニング
私の経験上、ソロキャンプは何かしらのハプニングが起こるものです。
これは、自然の中で普段と違う生活をしているので仕方のないことですが、未然に防げる小さなハプニングも多く、ここではそのハプニングを紹介します。
ソロキャンプでよくあるハプニングは、こちらの3つです。
- 小物が行方不明になる
- 洗った食器を干す場所がない
- 調理器具の置き場がない
小物が行方不明になる
ソロキャンプでは、シェラカップやマグカップ、卓上ランタンなどの小物類が行方不明になることがあります。
いわゆる、「どこに置いたのか」「どこに収納したのか」分からなくなるハプニングです。
結局キャンプ中は見つからず、家に帰ってから出てくるということもあるので、ソロキャンプではキャンプ道具(ギア)を整理整頓することが大切です。
また、テーブルに置いていたものが落ちたりすることもあるので、道具はしっかり管理するようにしましょう。
洗った食器を干す場所がない
ソロキャンプは最小限の荷物で行くことが多く、洗った食器を干す場所がないということがあります。
こういう時にハンガーラックがあると便利なのですが、ない場合はテーブルの上にキッチンペーパーを敷いて、その上に洗った食器を置くなどの工夫が必要です。
とはいえ、ソロキャンプで使用するテーブルは小さくコンパクトなものが多いので、なるべくテーブル上の場所を取らないようにするのが整理整頓のポイントです。
調理器具の置き場がない
意外と邪魔になるのがフライパンやダッチオーブン、ホットサンドメーカーなどの調理器具です。
ソロキャンプ用とは言え、大きく重いので場所を取り置き場に困ることもしばしば。
とくに、火にかけた後や洗った後は置き場に困るので、ハンガーラックなどの吊るせる道具があると非常に便利です。
ソロキャンプの整頓術!ハンガーラックの魅力
そもそも、「ハンガーラックってなに?」という方も多いでしょう。
ハンガーラックと呼んでいますが、ハンギングラックと呼ばれることも多く、キャンプなどのアウトドアの際に、小物から調理器具、服などを吊るせる道具のことをいいます。
ソロキャンプの整理整頓には欠かせないアイテムであるハンガーラックも魅力はこちらです。
- テント周りがスッキリする
- 小物や服を干せる
テント周りがスッキリする
ハンガーラックがあることで小物や調理器具などの収納ができ、テント周りがスッキリします。
コンテナよりもコンパクトで持ち運びやすく、荷物の量を減らしながら収納グッズを持っていきたいソロキャンプにはピッタリのアイテムといえます。
また、テント周りがスッキリすることで撤収もラクになるのでおすすめです。
小物や服を干せる
ハンガーラックの用途は広く、クッカーやシェラカップ、マグカップなどの小物から、調理器具、子供の服などを干せるのでかなり便利です。
また、ティッシュケースやごみ袋などを吊るすことで、テーブルの上に物を置く必要がなくなるのでスペースの確保にもつながります。
ひとつあればさまざまな使い方ができるので、テント周りの整理整頓をしたい方にはおすすめです。
失敗しない!ハンガーラックの正しい選び方
ハンガーラックは数多くのブランドがリリースしており種類も豊富です。
そのため、失敗しないためにも選び方のポイントをおさえておく必要があります。
ハンガーラックの選び方のポイントはこちらです。
- サイズで選ぶ
- 重さ(素材)で選ぶ
- 機能性・携帯性で選ぶ
サイズで選ぶ
ハンガーラックには、主にSサイズとMサイズの2種類のサイズがあり、自分のキャンプスタイルに合ったサイズを選ぶことが重要です。
小物や調理器具を吊るすだけならSサイズ(小さいサイズ)、アウターや少し重めの物を吊るす可能性があるならMサイズ(大きいサイズ)を選びましょう。
重さ(素材)で選ぶ
ハンガーラックは、重さ(素材)で選ぶのもひとつです。
多くのハンガーラックはアルミ素材で作られていますが、中には木製や鉄素材で作られたハンガーラックもあります。
アルミ素材は軽量で持ち運びに適しているのが特徴ですが、重量がないので安定感には欠けます。
その点、鉄素材なら重量感があり安定感は抜群です。
しかし、鉄素材はかなり重量感があるので、持ち運びには不向きで車や壁にぶつけると傷をつけてしまう可能性があります。
それぞれの素材にメリット・デメリットがありますが、ソロキャンプで使用するならコスパの良いアルミ素材がおすすめです。
機能性・携帯性で選ぶ
ハンガーラックを選ぶ際は機能性や携帯性もチェックしておきましょう。
具体的に見るポイントは、
- 組み立てやすいか
- フックが付属されているか
- コンパクトに収納できて持ち運びやすいか
などです。
ソロキャンプで使用するなら「組み立てやすい」「コンパクト」などはとくに重要なポイントなので、必ずチェックしておきましょう。
ソロキャンプにおすすめのハンガーラック5選!
ソロキャンプにおすすめのハンガーラックを5つ紹介します。
mypace outdoor(マイペースアウトドア)
コアラのロゴが目印のマイペースアウトドアが販売しているハンガーラックはソロキャンプにおすすめです。
特徴は、約500gの超軽量仕様と、初心者でも簡単に組み立てができるところです。
アルミ素材なので少し安定感には欠けますが、耐荷重も約8kgとソロキャンプで使用する分には問題ないでしょう。
S’more(スモア)
マイペースアウトドアと同様、軽いアルミ素材で組み立てやすいのがスモアのハンガーラックです。
本体重量650g、耐荷重約8kgと、ソロキャンプで使用する分には十分の強度を誇っています。
値段は少し高いですが、キャンプギアをスモアで揃えている方は、検討してみると良いでしょう。
FIELDOOR(フィールドア)
フィールドアのハンガーラックは、幅74.5×奥行55×高さ76.5cmとコンパクトサイズながら、耐久性に優れたジェラルミンを採用しているため耐荷重が約20㎏もあります。
値段は4,000円と少し高めですが、組み立ても簡単なのでソロキャンプにはおすすめです。
Naturehike(ネイチャーハイク)
ネイチャーハイクのハンガーラックは、MサイズとLサイズの2サイズあり、Lサイズは高さ108㎝とハイスタイルにも対応しています。
小物以外にも、子供の服や少し長めの道具まで吊るすことができるので、ハイスタイルを検討している方にはおすすめです。
YOGOTO
頑丈なスチール素材で作られたYOGOTOのハンガーラック。
本体重量は3.3㎏と重量感があるため、どっしりとした安定感があるのが特徴です。
スチール素材なので持ち運びは多少重くなりますが、風で飛ばされる心配もなく安定感を求める方にはおすすめです。
まとめ
ソロキャンプでは、小物が行方不明になる、洗った食器を干す場所がないなどのハプニングはよく起こります。
そんな時に便利なのがハンガーラックで、ハンガーラックがあればテント周りをスッキリさせながら小物の紛失を防ぐことが可能です。
ソロキャンプの整理整頓には欠かせないアイテムですが、購入する際は選び方に注意しましょう。
ハンガーラックの選び方でおさえておきたいポイントはこちらの3つ。
- サイズで選ぶ
- 重さ(素材)で選ぶ
- 機能性・携帯性で選ぶ
上記のポイントを踏まえて、自分のキャンプスタイルに合ったハンガーラックを選ぶようにしましょう。