キャンプデートは準備が9割!失敗しない準備のコツとは
恋人とのデートでキャンプに行きたいと思ったことありませんか?
自然の中で癒されながら、非日常感を味わうこともできるキャンプデートは、特別な魅力があります。
しかし、自分がキャンプ初心者の場合、上手くいくかどうか不安ですよね。
そこで、この記事ではキャンプデートの魅力や行く前にやるべきことについて詳しく解説していきます。
デートにキャンプを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【この記事のポイント】
✓キャンプデートの魅力
✓付き合う前のキャンプデートはアリなのか
✓行く前にやるべきこと
編集者
Shun Honke
■ mypace outdoor運営者
公務員を退職後、不動産、広告代理店で営業兼コンサルタントを経験したのち、独学でマーケティングを学び、ITベンチャー企業でマーケティング担当に。その後、フリーランスとなり、趣味であるキャンプ・サーフィン
をするために宮崎県に移住。株式会社OUTRIPを設立し、アウトドアブランド「mypace outdoor」を立ち上げる。
contents
キャンプデートの魅力
キャンプデートにはさまざまな魅力があります。
それがこちら。
・一緒に準備することで心の距離が縮まる
・男らしいところを見せられる
・思い出になる
1つずつ見ていきましょう。
一緒に準備することで心の距離が縮まる
キャンプでは、事前準備から荷物の積み込み、テントやテーブルなどの設営、撤収作業など2人で作業することが多くグッと距離が縮まります。
最近のテントは設営・撤収が簡単にできるタイプが多いので、自信がない方は簡易なテントを選ぶようしましょう。
また、共同作業をすることで、相手が「どれだけ手伝ってくれる人なのか」「どれだけ協力的な人なのか」が分かるというメリットもあります。
その後、一緒に生活していく中で、嫌なことや面倒なことは手伝ってくれないパートナーだとちょっときついですよね。
キャンプでは、そういった今まで見えなかった部分が見えてくることもあるので、良い経験になるでしょう。
男らしいところを見せられる
キャンプでは、テントのペグ打ちや焚き火、BBQなど、男らしいところを見せるチャンスがたくさんあります。
逆に、女性からすると“男らしい姿”を見られるチャンスでもあり、キャンプデートで惚れ直したという方も多いほど。
そこまで気張る必要はなく、一生懸命やっている姿に女性がキュンとしてくれるはずです。
思い出になる
一緒に予定を決めて、一緒に準備をして、一緒に外でご飯を食べて、一緒にテントで寝て…。
正直、なぜわざわざ外で過ごすのか理解できない人も多いでしょう。
しかし、不自由な中で過ごすと、お互いに協力し合うこともあるし、何より普段の生活がどれだけありがたいことか気づくことができます。
不自由な生活だからこそ得られる体験もあり、特別な思い出になること間違いありません。
キャンプデートは事前準備が大事!行く前にやるべきこと
キャンプデートに行く前に、決めるべきこと、やるべきことがいくつかあります。
お互いがキャンプになれている場合は問題ありませんが、初心者の場合はしっかりと準備をしてから行くようにしましょう。
➀スケジュールを決める
まずは、お互いのスケジュールを確認して、いつキャンプに行くか決めましょう。
スケジュールを決める際のポイントは、「平日or休日」と「時期」です。
平日なら空いているキャンプ場も、土日などの休日は予約がいっぱいになることもあります。
のんびり静かに過ごしたい場合は平日がおすすめですが、仕事などの兼ね合いもあるので、有給などを使って上手く調整するようにしましょう。
また、基本的にキャンプは一年間できますが、虫が少なく気温も過ごしやすい秋春がおすすめです。
➁デイキャンプor1泊2日
キャンプと一言でいっても、大きくデイキャンプと泊りのキャンプがあります。
デイキャンプとは日帰りキャンプのことで、荷物も少なく気軽に行けるため“付き合う前のデート”にもおすすめです。
キャンプ初心者の方は、道具すべて揃えるのが難しい方は、デイキャンプから始めるのが良いでしょう。
➂キャンプ場を決める
キャンプデートの場合、キャンプ場選びも重要です。
キャンプ場を選び際のポイントはこちら。
➀トイレ・洗い場がキレイに整備されている
➁車を横付けできる
➂電源がある
➃売店がある
ストレスなく利用できるよう、なるべくトイレや洗い場が整備されたキャンプ場を選ぶと良いでしょう。
また、車を横付けできるキャンプ場や、電源・売店のあるキャンプ場も数多くあるので、必要な場合はチェックしてみてください。
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➃必要な持ち物を準備する
キャンプに必要な道具は、事前に購入し準備しておきましょう。
テントやタープ、テーブルに椅子など、忘れ物が原因で喧嘩になってはせっかくの楽しいキャンプが台無しです。
しかし、最近ではほとんどのキャンプ場でレンタルすることができるので、万が一忘れた場合は、そちらを利用するようにしましょう。
➄キャンプで何するか決める
キャンプで何をするのか、ある程度決めておきましょう。
例えば、散歩や焚き火、映画鑑賞などでまったり過ごすのか、バドミントンや自然を使ったアクティビティで体を動かすなど、キャンプの楽しみ方はさまざまです。
2人で何をするかを考える時間も、キャンプデートの楽しみ方のひとつといえます。
➅キャンプ飯で何を作るか決める
キャンプの醍醐味でもあるキャンプ飯。
スーパーで食材を買うときに決めるでも良いのですが、作るメニューによって必要な調理器具が異なる場合があります。
例えば、おつまみにアヒージョを作る場合はスキレットが必要ですし、煮込み料理を作る場合はダッチオーブンが必要です。
そのため、メイン料理や「これは絶対に食べたい」というメニューは事前に決めておくことをおすすめします。
➆夜の過ごし方を考える
1泊2日などの泊りキャンプでは、夜の過ごし方も重要です。
焚き火をするのか、プロジェクターなどを使ってテントで映画やドラマを鑑賞するのかなど、どのようにして夜の越すのか考えましょう。
ただし、基本的にキャンプ場では消灯時間が決められているため、そのことを頭に入れて計画を立てることがポイントです。
付き合う前のキャンプデートはアリ?
「付き合う前のキャンプデートはアリか?」
結論、付き合う前にキャンプデートに行くのは、アリです。
一緒にテントを設営して、焚き火して、料理してと、2人の距離が縮まるので、むしろキャンプデートはおすすめですが、その一方で付き合う前にキャンプに行くと別れるという話もよく耳にします。
では、なぜ付き合う前にキャンプに行くと別れるのか、考えられる理由はこちらです。
・思うようにいかずイライラする
・作業に集中してしまう
思うようにいかずイライラする
お互いがキャンプ初心者だと、忘れ物やスケジュール管理が思うようにいかず、イライラしてしまうことがあります。
決して、どちらが悪いというわけではありませんが、少しずつ2人の空気が悪くなって、ちょっとしたことで喧嘩に発展してしまうこともあるでしょう。
そのため、キャンプデートでは準備で9割決まると言っても過言ではないほど”準備が大切”です。
忘れ物がないように、入念に必要な物リストを確認し、キャンプ飯の献立なども事前に何個かピックアップしておくとよいでしょう。
作業に集中してしまう
キャンプデートでは、作業に集中して相手のことをほったらかしにしてしまうケースがあります。
そうなると、相手は「楽しくないなぁ」「頼りにされてないのかなぁ」と不安になってしまうものです。
せっかく2人でキャンプデートに行くなら、作業は2人で協力してやるのがおすすめです。
お互いキャンプ初心者の場合は、設営が簡単なワンポールテントやワンタッチテントを選択するとよいでしょう。
デートで失敗しない!キャンプ場の選び方
お互いキャンプ経験があるなら問題ありませんが、どちらかが初心者、もしくはお互い初心者の場合、キャンプ場選びはとても重要なポイントです。
せっかくのキャンプデートが、キャンプ場によって失敗に終わるのは嫌ですよね。
キャンプデートでとくに注意したいキャンプ場の選び方はこちらの4つです。
・ロケーションが良い
・トイレがキレイ
・炊事場でお湯が出る
・チェックアウトの時間に余裕がある
ロケーションが良い
ロケーションが良いキャンプ場は、どことなくテンションも上がり気持ちよくキャンプすることができます。
海や山を眺めながらするキャンプデートはまさに格別で、パートナーの心をグッと掴める可能性も高まるでしょう。
「景色よければ全てよし」ではありませんが、それほどキャンプにおいてロケーション効果は高く、デートの際はロケーション重視でキャンプ場を選ぶのがおすすめです。
トイレがキレイ
意外と見落としがちですが、トイレのキレイさはとても重要です。
男性はそこまで気にすることがないかもしれませんが、女性にとってトイレのキレイは死活問題なので、きっちりと清掃させたキャンプ場を選びましょう。
キャンプ場によっては、昔のままで和式を使っているキャンプ場もあります。
そのため、キャンプ場を選ぶ際は、公式サイトだけでなくGoogleマップの口コミやInstagramなどの投稿もあわせてチェックしておくことをおすすめします。
炊事場でお湯が出る
細かいことですが、お湯が出るかどうかも確認しておきましょう。
私もそうですが、水で食器などを洗っているとすぐに手が荒れてしまうことがあり、そういう方はお湯が出るだけでとてもありがたいものです。
とくに、寒い時期のキャンプや、昼夜で寒暖差が激しい時期のキャンプでは、この辺りの細かいポイントまで目を向けるとキャンプの成功率がグンと上がります。
チェックアウトの時間に余裕がある
キャンプ場には、ホテルのようにチェックインとチェックアウトの時間が決まっており、とくに確認しておきたいのが「チェックアウトの時間」です。
ほとんどのキャンプ場では、11時~12時にチェックアウト時間が設定されていますが、中には10時チェックアウトのキャンプ場もあります。
撤収作業に1~2時間かかるとして、10時チェックアウトだと朝ゆっくりできる時間が少なくなってしまうので注意が必要です。
朝はゆっくり2人でコーヒーを飲みながら朝食を食べたいという方は、チェックアウト時間が遅いキャンプ場を選ぶと良いでしょう。
キャンプデートの注意点
キャンプデートは基本的にとても楽しいものですが、最後まで楽しく過ごすにはこれからお伝えするポイントには十分注意しましょう。
キャンプデートでの注意点はこちらです。
・張り切ってオシャレな服装で行かない
・虫除け対策は万全にしておく
・任せっきりにしない
張り切ってオシャレな服装で行かない
キャンプはテントの設営から調理、焚き火などをするので、間違いなく服が汚れます。
好きな人とのデートなので気合が入るのは分かりますが、オシャレな服装ではなく汚れてもいい動きやすい服装で行くのがベストです。
最近では、アウトドアウェアもオシャレな物が多くなってきているので、コーディネート次第ではオシャレにすることも可能でしょう。
また、焚き火をする場合は火の粉が飛んで服に穴が空いてしまうこともあるので、アウトドアウェアの中でも燃えにくい素材の服を選ぶことをおすすめします。
キャンプの服装については、こちらの記事を参考にしてみてください。
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キャンプは服装選びが大事!初心者が注意すべき服装やおすすめコーデとは
虫除け対策は万全にしておく
キャンプに行く時期にもよりますが、自然の中で行うキャンプでは虫が付き物です。
特に、夏の時期は蚊やハエ、アブにハチなど、さまざまな虫が寄ってくるので、虫除け対策は万全にしておきましょう。
せっかくの楽しいキャンプも、周りに蚊が多ければ心の底から楽しむことができません…。
また、虫によっては刺されると大きく腫れあがってしまうケースもあるので、虫除け対策はやり過ぎるぐらいで丁度良いでしょう。
任せっきりにしない
キャンプでは、勝手の分かっている方が積極的に作業するのが基本ですが、任せっきりにするのはあまりよくありません。
テントや2人で立て、テーブルや椅子、焚き火の準備なども2人で手分けして行うのが理想です。
特に、付き合う前は任せっきりにしてしまうと、相手に良い印象を持たれない可能性もあります。
もし、何をすればいいのか分からない場合は、「何か手伝うことはない?」など一声かけるようにしましょう。
お互いキャンプ経験ナシ!でもキャンプデートを成功させたいなら
もし、お互いにキャンプの経験がなく不安な場合はコテージやグランピングを検討するのもひとつです。
グランピングであれば必要な物や食事も揃っているので、キャンプの知識がなくても問題ありません。
むしろ、虫除け対策にもなり、手軽にキャンプ気分を味わうことができるのでかなり魅力的といえます。
宿泊料金は少し高めですが、2人用のキャンプ道具をすべて揃えることを考えれば、金額的には妥当といえるでしょう。
また、グランピングまで行かなくてもコテージに宿泊するのもおすすめです。
グランピングよりは少しキャンプっぽさが出るので、実際にキャンプをするのが不安な方は選択肢のひとつとして考えておきましょう。
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準備ができたらキャンプデートに行こう!
すべての準備が整ったら、さっそくキャンプに行きましょう!
キャンプデートってちょっとドキドキしますよね。
自然で行うキャンプでは、急に雨が降ってきたり、思った以上に寒かったり、忘れ物をしたり、さまざまなトラブルが起こることもあるでしょう。
そんなトラブルにも負けずに乗り越えてこそ、2人の関係性は強まっていくものです。
何事も楽しみながら、キャンプデートを満喫してみてください。
まとめ
キャンプデートでは事前準備が大事なので、やるべきことを再度おさらいしましょう。
➀スケジュールを決める
➁デイキャンプor1泊2日
➂キャンプ場を決める
➃必要な持ち物を準備する
➄キャンプで何するか決める
➅キャンプ飯で何を作るか決める
➆夜の過ごし方を考える
キャンプが趣味でなくても、2人で自然の中で過ごすのはなんだか楽しいものです。
もし、テントを張って1泊するのが不安な方は、コテージやグランピングから始めるのも良いでしょう。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。