キャンプのトイレ問題!トイレが使えないキャンプ場での対処法とは
キャンプに行く際、注意しておきたいのが「トイレ問題」です。
山や海、湖など自然の中で行うキャンプでは、どうしてもトレイが汚い・そもそもトイレがないといった問題が発生してしまいます。
では、みんなどのようにしてトイレをしているのでしょうか。
この記事では、キャンプのトイレ問題やトイレが使えない場合の対処法、さらにはキャンプ場の選び方まで詳しく解説していきます。
【この記事のポイント】
・キャンプ場のトイレ問題
・トイレが使えない場合の対処法
・トイレ問題を解決するキャンプ場の選び方
編集者
Shun Honke
■ mypace outdoor運営者
公務員を退職後、不動産、広告代理店で営業兼コンサルタントを経験したのち、独学でマーケティングを学び、ITベンチャー企業でマーケティング担当に。その後、フリーランスとなり、趣味であるキャンプ・サーフィン
をするために宮崎県に移住。株式会社OUTRIPを設立し、アウトドアブランド「mypace outdoor」を立ち上げる。
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キャンプ場のトイレ6つの問題点
野営する場合は別ですが、基本的にはキャンプ場にはトイレが完備されています。
しかし、自然の中にあるがゆえにさまざまな問題があり、とくに女性は「トイレができないからキャンプに行きたくない」という方も多いでしょう。
せっかくの楽しいキャンプがトイレによって台無しにならないように、ここでお伝えする問題点をしっかり頭に入れていきましょう。
キャンプ場でよくあるトイレの問題点はこちらです。
➀清掃がされていらず汚い
➁和式便器しかない
➂暗くて夜は怖い
➃虫がいる
➄キャンプサイトから遠い
➅そもそもトイレがない
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➀清掃がさせておらず汚い
キャンプ場には管理人がいて、清掃や設備などのメンテンナスは日々行われていますが、中には清掃が行き届いておらず、汚いトイレもあります。
男性の場合は立って小便をすることができますが、女性はそうはいきません。
また、汚いだけなら良いのですが、トイレットペーパーが散乱していたり悪臭が漂っていることもあるので注意しましょう。
➁和式便器しかない
最近のキャンプブームで新しく立て替えを行っているキャンプ場も数多くありますが、中にはいまだに和式便器しかないトイレもあります。
近年ではどこも洋式便器なので、和式便器に抵抗がある方や、和式便器では用を足せないという方も多いでしょう。
➂暗くて夜は怖い
キャンプ場は夜になると消灯するため、真っ暗になります。
そのため、テントからトイレに向かう道中や、薄暗い夜のトイレが怖いと感じる方も多いはずです。
また、中にはトイレの電気が壊れていることもあるので、必ずランタンや懐中電灯を持っていくようにしましょう。
➃虫がいる
キャンプは自然の中で行うので当たり前ですが、キャンプ場にはさまざまな虫があります。
大きな蜘蛛やムカデ、蛾など、きちんと清掃されたトイレにも必ず虫はいるので、これは避けては通れない道といえます。
都会に住んでいると中々見ることのない、大きな虫がキャンプ場にはたくさんいるので、虫が苦手な方は覚悟していくようにしましょう。
➄キャンプサイトから遠い
地味に嫌なのが、トイレがキャンプサイトから遠いということです。
トイレに行く度に数分歩く必要があると、ストレスも溜まりますし、何よりトイレに行くのが面倒に感じてしまいます。
また、小さなお子さんの場合は漏らしてしまう可能性もあるので、自分が利用するキャンプサイトとトイレの距離は事前に確認しておくと良いでしょう。
➅そもそもトイレがない
最近はあまり見かけませんが、中にはそもそもトイレが備わっていないキャンプ場があります。
また、当たり前ですが、野営キャンプではトイレはないので注意しましょう。
キャンプ場のトイレが使えない場合の対処法とは
では、キャンプ場のトイレが何かしらの理由で使えない時の対処法をお伝えします。
その対処法がこちらです。
・簡易トイレを持参する
・即席トイレを自作する
・目隠しカーテンを使用する
簡易トイレを持参する
災害時や水が使えない緊急時用の簡易トイレは、トイレが使えないキャンプでも重宝されます。
消臭、抗菌効果のある凝固剤や防水性の高いPE(ポリエチレン)製袋など必要な物がセットになっているので、簡単に使用することが可能です。
また、自宅に持ち帰って可燃ごみとして出すだけという手軽さも魅力のひとつです。
その他にも旅行用の携帯ウォシュレットなどもあるので、自分に必要な物を購入するようにしましょう。
即席トイレを自作する
紙おむつとビニール袋があれば、即席トイレを自作することも可能です。
作り方はとても簡単で、大きめのビニール袋を広げて、そのうえに大人用の紙おむつを敷くだけ。
用を足した後は、そのままビニール袋を閉じればOKです。
注意点としては、野外でのトイレはすぐにハエが寄ってくる可能性があるので、早めに済まれてビニール袋を閉じるようにしましょう。
また、この即席トイレは簡易にできるため便利ですが、そのまま放置しているとニオイが漏れてくることもあるので、出来れば緊急時のみの使用がおすすめです。
目隠しカーテンを使用する
目隠しカーテンで隠しながら用を足すという方法もあります。
しかし、自然だからと言って、どこでも用を足していいわけではありません。
キャンプ場のルールに従うのが原則ですが、仮にルールがない場合でも「共有部分の近くではしない」「テント設置スペースでしない」などの最低限のマナーは守るようにしましょう。
また、用を足した後のゴミを、川に流したり土に埋めたりするのはマナー違反です。
きちんと、ゴミ袋にまとめて持ち帰ってから捨てるようにしましょう。
キャンプのトイレ問題を解決するキャンプ場の選び方
キャンプ場に行ってから「トイレがない!」「トイレが汚い!」となってはもう手遅れです。
そのため、トイレ問題を解決するためには、キャンプ場選びからしっかり行わなければいけません。
キャンプ場選びのポイントはこちらです。
・新しいキャンプ場を選ぶ
・ファミリー向けのキャンプ場を選ぶ
・サイト内写真やレビューをよく読む
新しいキャンプ場を選ぶ
初めてのキャンプや、まだキャンプに慣れていない方は、なるべく新しく建てられたキャンプ場を選ぶようにしましょう。
最近できたキャンプ場なら、おそらくトイレは完備されていますし、和式便器ということもないはずです。
しかし、キレイなキャンプ場は管理維持費がかかるため、サイト利用料が少し高くなる可能性があるので注意しましょう。
ファミリー向けのキャンプ場を選ぶ
新しく建てられたキャンプ場と同様に、ファミリー向けのキャンプ場もおすすめです。
ファミリーキャンプ用のキャンプ場はお子さんもことも考えて設計されているので、授乳室やおむつ換えスペースなどが確保されているケースもあります。
また、暖房便座やウォシュレットなども完備されていることが多く、ファミリー向けのキャンプ場はかなり良心的といえます。
サイト内写真やレビューをよく読む
単純に家から近いという理由だけで適当にキャンプ場を選ぶのではなく、キャンプサイトの写真やレビューはしっかり確認しておきましょう。
おすすめの確認方法は、GoogleマップとInstagramなどのSNSです。
Googleマップには、実際に訪れたキャンパーが写真をアップしていたりレビュー(口コミ)を書き込んだりしています。
トイレや炊事場、お風呂などの水回りについて書き込みをしている方も多く、Googleマップの口コミは必ず確認しましょう。
また、中にはGoogleマップに表示されないキャンプ場や、写真や口コミなどがない場合があります。
その際は、InstagramなどのSNSを使ってリサーチするのがベストです。
自分がキャンプしている写真や場所を投稿している方も多いので、キャンプ場のハッシュタグなどで探してみてください。
まとめ
キャンプ場は自然の中にあるため、汚い、虫がいる、悪臭がするなど、トイレにさまざまな問題点があります。
そのため、気持ち良くトイレをするためにも、キャンプ場選びはとても重要なポイントです。
キャンプ場の選び方やトイレが使えない場合の対処法など、この記事を参考にしてみてください。