最強のキャンプ虫除け対策!知らないとまずい最新情報を紹介
夏のキャンプで気になるのは“虫に刺されること”ですよね。
虫刺されは痛くて痒いだけでなく、時には病気を媒介するリスクもあり危険なものです。
また、せっかくの楽しいキャンプも虫が気になっては思う存分楽しむことができません。
そこで、この記事では
・キャンプ場で注意すべき虫の種類
・おすすめのキャンプ虫除け対策
・最強の虫除け対策
について、詳しく紹介していきます。
この記事で紹介する虫除け対策を実践すれば、虫をそれほど気にすることなく快適にキャンプを楽しめるはずです。
とくに「虫が苦手」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
編集者
Shun Honke
■ mypace outdoor運営者
公務員を退職後、不動産、広告代理店で営業兼コンサルタントを経験したのち、独学でマーケティングを学び、ITベンチャー企業でマーケティング担当に。その後、フリーランスとなり、趣味であるキャンプ・サーフィン
をするために宮崎県に移住。株式会社OUTRIPを設立し、アウトドアブランド「mypace outdoor」を立ち上げる。
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キャンプ場で注意すべき“虫”
キャンプ場にはさまざまな虫が生息しており、季節や地域によって種類が異なります。
一般的に、キャンプ場でよく見かける“虫”の種類がこちらです。
・蚊
・ハチ
・アブ
・クモ
・ハエ・ダンゴムシ
・アリ・ムカデ
蚊
キャンプ場でもっとも多く見かける虫で、夜になるとテント内や周囲に群がってくることがあるので非常に厄介です。
蚊に刺されると痛みや痒みが生じるだけでなく、最悪の場合は病気を媒介する可能性もあるので油断はできません。
キャンプでは、第一に蚊の対策が必要といえます。
ハチ
注意しなければいけないのがハチです。
ハチは不規則に動くため行動が読みづらく、見た目や羽音から“怖い”というイメージを持っている方も多いでしょう。
刺されると強い痛みが生じ、場合によってはアナフィラキシーショックなどのアレルギー反応を起こすことがあるので注意が必要です。
アブ
野生の鳥や獣の血を吸うことで生き残るアブは、キャンプ場でよく見かける虫の一種です。アブに刺されると痛みが生じ、腫れやかゆみも起こります。
川や沼などの湿地に生息していることが多いので、キャンプの際は注意しましょう。
クモ
キャンプ場では、毒のあるクモも生息しているため、テントや寝袋などを外に干すときは注意が必要です。
毒グモ以外は特に害がありませんが、いつの間にかギアに巣を張られている可能性もあるので嫌な方は対策しておきましょう。
ハエ・ダンゴムシ
食べ物を巡って飛び回るハエや、落ち葉や木の根元に生息するダンゴムシなども、キャンプ場でよく見られます。
とくに、キャンプ飯などにはすぐにハエが寄ってくるので、ハエ対策も重要なポイントといえます。
アリ・ムカデ
食べ物や甘いものを求めて、キャンプ場には多くのアリがいます。
アリ自体は問題ありせんが、大群でいるとゾッとしますよね。
また、キャンプ場で注意したいのはムカデです。
いつの間にか脱いだ靴の中に入っていることもあるので、靴の中はよく確認してから履くようにしましょう。
キャンプを快適に過ごす!おすすめの虫除け対策
春~夏、秋のキャンプは虫がたくさん出ることから虫除け対策は必須です。
虫に刺されてテンションが下がらないように、キャンプにおすすめの虫除け対策を6つ紹介します。
・蚊取り線香や虫除けスプレーを持参する
・長袖・長ズボンを着用する
・虫除けグッズを効果的に使う
・蚊帳を使う
・ランタンの置く場所を工夫する
・キャンプ場の環境を調べておく
蚊取り線香や虫除けスプレーを持参する
キャンプ場やアウトドア用品店などで、蚊取り線香や虫除けスプレーなどの虫除けグッズを手に入れておきましょう。
とくに、蚊取り線香はキャンプでの虫除けには欠かせないアイテムです。
また、蚊取り線香と合わせて、蚊取り線香スタンドも一緒に準備しておくとよいでしょう。
長袖・長ズボンを着用する
肌を露出していると虫に刺されやすくなるため、長袖・長ズボンを着用することで虫刺されを予防できます。
夏のキャンプは気温が高いため半袖で過ごしてしまいがちですが、出来れば通気性や吸湿性、速乾性に優れた薄手の長袖の着用がおすすめです。
また、明るい色の服を着ると虫に目立ちやすいので、できれば暗めの色の服装を心がけましょう。
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虫除けグッズを効果的に使う
虫除けスプレーを使う場合は、服や肌に直接スプレーするのではなく、手のひらにスプレーしてから服や肌に塗布すると効果がさらにアップします。
また、蚊取り線香は、風が強い日や雨天時には効果が薄れるため、テント内で使用するなど、風や雨から遮られた場所で使用するのがおすすめです。
虫除けグッズはたくさんありますが、使い方次第でより強力な効果が期待できるので、実践してみてください。
蚊帳を使う
虫刺され予防には、蚊帳を使うのも効果的です。
テント内に蚊帳やインナーテントを張ることで、虫の侵入を防ぐことができます。
また、蚊帳に虫除けスプレーを吹きかけることで、より効果的な虫除け対策が可能です。
最近では、蚊帳付きのハンモックなども数多くリリースされているので、興味がある方はチェックしてみてください。
ランタンの置く場所を工夫する
一度は、街灯に群がる虫の光景を見たことがあるのではないでしょうか。
夜になると虫は明るい場所に行く習性があるので、キャンプではランタンの灯りに群がることがあります。
そのため、サイト全体を照らすメインランタンを少し離した位置に設置することで、虫を自分から遠ざけることが可能です。
ランタンの置く場所ひとつで、ちょっとした虫除け対策になるのでおすすめです。
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キャンプ場の環境を調べておく
キャンプ場の環境によって、虫の種類や量が異なる場合があります。
キャンプ場の周辺環境を事前に調べて、効果的な虫除け対策を行いましょう。
とくに、湿地や川沿いなどは虫が多い傾向にあるので、夏のキャンプではなるべく高原のキャンプ場などを選択するのがおすすめです。
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キャンプで使える最強・強力な虫除け対策
虫の多い夏のキャンプでは、基本的な虫除け対策を行っていても除けきれないこともあります。
そんな時におすすめの、最強・強力な虫除け対策はこちらです。
・最強の蚊取り線香
・DEET(ディート)配合の虫除けスプレー
・ハッカ油(オイル)
・虫を寄せ付けない服装
最強の蚊取り線香
キャンパーの中で、最強の虫除け対策と呼び声の高い「パワー森林香」
適用害虫は、ユスリカ、チョウバエ、アブなどですが、メトフルトリン成分が含まれているので、蚊やアブにも効果的です。
実際、私がキャンプに行くときは、テント周辺とテーブル・チェア付近に設置して、虫除け対策を行っています。
すべての虫を除外できるわけではありませんが、他の蚊取り線香に比べるとかなり強力なので、一度試してみてはいかがでしょうか。
また、値段も30巻き入りで1300円程度なので、キャンプに行くならひとつ準備しておくことをおすすめします。
DEET(ディート)配合の虫除けスプレー
DEET(ディート)とは、日本で初めて承認された虫除け成分で、今では世界的に使用されているほどです。
特徴は、一回の使用で長時間効果が期待できるところ。
そのため、何度も化学薬品を体に付けたくないという方におすすめです。
適用害虫は、蚊、ブヨ、アブ、マダニ、イエダニ、サシバエなどさまざま。
キャンプに行く際は、DEET(ディート)配合の虫除けスプレーを選ぶのがベストです。
参照:ディートとは | 虫よけ剤サラテクト | アース製薬
ハッカ油(オイル)
ミントやラベンダーなどのハーブには、虫が嫌う成分や香りが含まれています。
ベランダでハーブを育てて虫除け対策を行っている家庭もあるほどで、キャンプの虫除け対策にも効果的です。
一般的に多いのはハッカ油(オイル)で、ブヨやアブ、ヤスデなどの虫が対象になります。
ミントの香りを身に纏わせるのはキャンパーの常識とも言われ、ほとんどのキャンパーが行っている虫除け対策です。
また、ハッカ以外にもシトロネラなども虫除け対策に効果的です。
虫を寄せ付けない服装
虫を寄せ付けない服があることをご承知でしょうか。
なんと、繊維メーカーの帝人フロンティアとアース製薬が共同開発した、繊維に虫を寄せ付けない化工を施した特別素材の服がリリースされています。
この素材は、虫が一度止まっても逃げていく効果があり、その他にもUVカット効果もあるのでキャンプには最適です。
服装自体に虫除け対策が施されていれば、何度も虫除けスプレーを吹き付ける必要はないので、かなり楽になりますね。
キャンプで虫に刺されたときの対処法
どれだけ虫除け対策を講じていても、虫に刺されてしまうことがあるでしょう。
中でも、ハチやアブなどの危険な虫に刺された場合は、すぐに適切な対処を取る必要があります。
■ 刺された部位を洗浄する
刺された部位を水で洗い、洗剤を使用して清潔にします。
刺された部位に汚れや細菌があると、炎症を引き起こす可能性があるので注意が必要です。
■ 冷却する
冷たい水または氷を使用して、刺された部位を冷やします。
これにより、炎症を緩和することができます。
■ 軟膏を塗る
かゆみや炎症を軽減するため、ステロイド軟膏や抗ヒスタミン剤を塗ります。
薬局で購入できる虫刺され用のクリームやローションを使用することも効果的です。
■ 直径が2cm以上の場合は医師に相談する
直径が2cm以上の場合、もしくは熱感や赤みが強い場合は医師に相談するのがベストです。
重篤なアレルギー反応を引き起こす可能性がありますので、早めの処置を心掛けましょう。
また、応急処置の毒抜きに便利なアイテムが「ポイズンリムーバー」です。
キャンプなどのアウトドアでは必須アイテムなので、準備しておきましょう。
まとめ
キャンプ場には蚊やアブ、ハチにクモなどさまざまな虫が生息しており、中には毒や病気を持っている虫も存在するので油断できません。
長袖・長ズボンの着用や蚊帳の使用、ランタン設置の工夫などは基本的な虫除け対策ですが、それだけでは除けきれないことがあるので、さらに強力な虫除け対策を取りましょう。
おすすめは、
・パワー森林香
・DEET(ディート)配合の虫除けスプレー
・ハッカ油(オイル)
・虫を寄せ付けない服装
などです。
虫除け対策を「する」か「しない」かで快適に過ごせるかどうかが決まるので、出来る限りの対策は準備しておきましょう。
快適で楽しいキャンプにするために、この記事が参考になれば幸いです。