キャンプの時期はいつがおすすめ?初心者が知って起きたキャンプシーズン
「キャンプに時期はあるのか?」
「いつ頃がキャンプに最適な時期なのか?」
近年のキャンプブームも少し落ち着いて、ちょっとキャンプを始めてみたいなと考えている方も多いでしょう。
しかし、そこで気になるのが「キャンプの時期」ですよね。
そこで、この記事では
・キャンプで人気の時期
・時期別でのメリット・デメリット
・おすすめの時期
などについて、詳しく解説していきます。
この記事を読めば、時期別での特徴が分かり、自分に合った時期を見つけられます。
「キャンプを始めたいけど、初心者におすすめの時期を知りたい」と思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
編集者
Shun Honke
■ mypace outdoor運営者
公務員を退職後、不動産、広告代理店で営業兼コンサルタントを経験したのち、独学でマーケティングを学び、ITベンチャー企業でマーケティング担当に。その後、フリーランスとなり、趣味であるキャンプ・サーフィン
をするために宮崎県に移住。株式会社OUTRIPを設立し、アウトドアブランド「mypace outdoor」を立ち上げる。
contents
キャンプで人気の時期は「秋」
キャンプのハイシーズンは、7月の夏休みから8月のお盆後くらいまでです。
そのため、キャンプといえば「夏」というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、もっとも人気の高い時期は「秋」です。
実際、株式会社ベストアクティが発表したアンケート調査でも、100人中43人がキャンプで好きな季節という問いに「秋」と回答しています。
秋と回答した主な理由は、以下のとおりです。
- 丁度良い気温で、虫が少ない
- 春は花粉が多いが、秋はその心配がない
- バーベキューで秋の食材を楽しめる
- 紅葉がきれい
秋は過ごしやすい気温が魅力ですが、そのほかにも虫や花粉が少ないことも大きな魅力となっているようです。
参照:株式会社ベストアクティ|キャンプを行う季節についてのアンケート
【時期別】キャンプのメリット・デメリット
基本的に、キャンプは1年中行えます。
もっとも人気の時期は「秋」ですが、それぞれの時期でメリット・デメリットは異なります。
ここでは、時期別の特徴を紹介していきます。
春(3~5月):初心者におすすめ
3~5月にかけての春は、初心者におすすめの時期です。
春キャンプの主なメリットは、以下のとおり。
春キャンプのメリット
- 虫が少ない
- 気温が丁度良く過ごしやすい
- 花見をしながらキャンプができる
- GW前までは人が少なくのんびりキャンプできる
3~5月は、気温も少しずつ上がってきますが、まだ虫も少なく快適にキャンプを楽しめる時期です。
そこまでガッツリとした防寒対策の必要がないので、キャンプ道具にかかる初期費用も抑えられます。
また、GW(ゴールデンウイーク)までは、人も少なく、予約を取りやすいのも大きなメリットといえるでしょう。
反対に、春キャンプのデメリットは、以下のとおりです。
春キャンプのデメリット
- 3月は花粉が多い
- GWは混み合うので予約が取りにくい
- 夜はまだ気温が低いので防寒対策が必要
3月は花粉が多く飛んでいます。
花粉症がひどい方は、薬を飲んでいたとしても4月以降に行くことおすすめします。
また、GW期間中は予約が混み合うので、キャンプに行く場合は早めに予約しましょう。
春の日中は暖かいので勘違いしてしまいがちですが、朝晩は一気に冷え込む危険があります。
冬キャンプほどの防寒対策は必要ありませんが、長袖や薄手の毛布ぐらいは準備しておきましょう。
夏(6~8月):暑さ・虫除け対策が必須
6~8月にかけての夏の時期は、キャンプハイシーズンでもあります。
夏キャンプの主なメリットは、以下のとおりです。
夏キャンプのメリット
- 夜が涼しくて過ごしやすい
- キャンプファイヤーが楽しい
- 日が落ちるのが遅く、長く楽しめる
- 川や海でアクティビティを楽しめる
- 汗をかいた後の温泉が最高で、ビールがうまい
夏キャンプは、夜になると涼しく過ごしやすくなるので、キャンプファイヤーなどのイベントを楽しむ方が多いでしょう。
また、夏といえば「海」
海や川でアクティビティを楽しんで、そのあとにキャンプをするのも、夏休みを満期している気分になり最高です。
そして、何より”汗をかいた後のビールがうまい”
正直、夏のキャンプはビールを楽しみに行くといっても過言ではありません。
いっぱい汗をかいて、温泉でゆっくり癒されて、夜はビールを飲む。
こういった楽しみ方をするのも、夏キャンプの魅力のひとつといえます。
しかし、夏キャンプにはデメリットや注意点もあります。
夏キャンプのデメリット・注意点
- 虫が多い
- 暑さ対策が必要
- 熱中症にならないように水分は多めに持っていく
- 真夏のキャンプは危険(とくに子供)
- 熱帯夜で寝苦しい
- 夏休みなので人が多い
夏キャンプはデメリットや注意点が多く、正直初心者の方にはあまりおすすめできません。
暑さ対策や熱中症対策をしっかり行わないと、途中からキャンプどころではなくなってしまいます。
とくに、お子さんを連れてキャンプに行く場合は、熱中症対策などは入念に行いましょう。
秋(9~11月):台風・昼夜の寒暖差に注意
9~11月にかけての秋は、もっとも人気の高い時期です。
秋キャンプの主なメリットは、以下のとおりです。
秋キャンプのメリット
- 気温が丁度良く過ごしやすい
- 花粉が少ない
- 夜は肌寒く、焚き火が心地良い
- 紅葉が見られる
秋のキャンプは、虫や花粉が少なく、もっとも過ごしやすい時期です。
タイミングを計れば、キャンプ場で紅葉を見られる可能性もあります。
過度な暑さ対策や寒さ対策をする必要がないので、荷物を最小限で行けるところも魅力のひとつでしょう。
秋のキャンプにデメリットはほとんどありませんが、注意点があります。
秋キャンプの注意点
- 台風シーズンは天候が安定しないことがあるので注意
- 朝晩はかなり冷え込むので寒さ対策が必要
9~10月は台風シーズンに入るので、天気予報のチェックは忘れずに行いましょう。
また、秋のキャンプは日中の気温が高くても、朝晩は冷え込む危険があるので、寒さ対策は必須です。
朝晩の冷え込みをやわらげるためには、高原ではなく海沿いのキャンプ場を選ぶのがおすすめです。
冬(12~2月):寒さ対策が必須(経験者向き)
12~2月にかけての冬は、経験者向けの時期です。
冬のキャンプは危険も多いですが、その分メリットもあります。
冬キャンプのメリット
- キャンプ場に人が少ない
- 虫がいない
- 静かにキャンプを楽しめる
- 空気が澄んでいて星がキレイに見える
- 焚き火が気持ちいい
冬キャンプには、冬キャンプにしかない魅力がたくさんあります。
例えば、冬キャンプに行く人は少なく、運が良ければキャンプ場が貸し切り状態になります。
また、空気が澄んでいるので星もキレイに見え、静かにのんびりと過ごしたい方にはおすすめです。
しかし、冬キャンプにはデメリットもたくさんあるので、注意しましょう。
冬キャンプのデメリット・注意点
- とにかく寒いので防寒対策が必須
- 雪が降ると安いテントでは耐えられない可能性がある
- スカート(袖)付のテントが必要
12月ならまだしも、1月や2月の雪中キャンプは危険も多いので、初心者の方にはおすすめできません。
冬の時期にキャンプに行く場合は、しっかりと防寒対策を行っていくようにしましょう。
まとめ
キャンプは1年中できますが、初心者におすすめの時期は「秋」です。
キャンプは夏のイメージがあるかもしれませんが、夏は虫も人も多く、ゆっくり自然を楽しむことができません。
実際、株式会社ベストアクティが発表したアンケート調査でも、100人中43人がキャンプで好きな季節という問いに「秋」と回答しています。
アンケートでも挙がっていた秋キャンプの魅力は、以下のとおりです。
- 丁度良い気温で、虫が少ない
- 春は花粉が多いが、秋はその心配がない
- バーベキューで秋の食材を楽しめる
- 紅葉がきれい
初心者におすすめの時期は「秋」ですが、それぞれの季節にはそれぞれの魅力があります。
例えば、春キャンプでは、満開の桜を見ながらキャンプを行い、夏キャンプではアクティビティ、空気の澄んだ冬のキャンプでは、キレイな星空を満喫する。
四季のある日本だからこその魅力がたくさんあります。
どの時期にキャンプに行くのかを考えて、必要な道具や対策を取るようにしましょう。
キャンプについて、疑問や質問がある場合は、公式LINEにて受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。