なぜハマる?ソロキャンプの魅力や注意点!ソロキャンパーの本音
近年のキャンプブームから、ソロキャンプにハマる人が続出しているという話をよく耳にします。
実際に、日本オートキャンプ協会が発表した「オートキャンプ白書2022」によると、キャンプ人口は2020年の610万人から2021年は750万人と23%増加し、注目のソロキャンプは2019年の9.4%から2020年は11.1%、2021年は13.1%と着実に増えてきていることが分かります。
コロナ禍で密を避けられるとあって一躍人気になりましたが、キャンプは一過性のブームからひとつの趣味として浸透してきているといえます。
そんなソロキャンプですが、「イマイチ魅力が分からない」「ひとりでキャンプして何が楽しいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事ではソロキャンパーである私が、ソロキャンプの魅力や注意点について詳しく解説していきます。
ソロキャンプに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
【この記事のポイント】
・ソロキャンプの魅力
・ソロキャンプおすすめの楽しみ方
・ソロキャンプの注意点
編集者
Shun Honke
■ mypace outdoor運営者
公務員を退職後、不動産、広告代理店で営業兼コンサルタントを経験したのち、独学でマーケティングを学び、ITベンチャー企業でマーケティング担当に。その後、フリーランスとなり、趣味であるキャンプ・サーフィン
をするために宮崎県に移住。株式会社OUTRIPを設立し、アウトドアブランド「mypace outdoor」を立ち上げる。
contents
なぜハマる?ソロキャンプ6つの魅力
「なぜ、多くの人がソロキャンプにハマるのか?」
「なぜ、わざわざひとりでキャンプをするのか?」
など、ソロキャンプをやったことがない人からすると、ソロキャンプって疑問が尽きませんよね…。
ちなみに、私も初めてソロキャンプに行ったときは、その魅力に気づきませんでした。
どちらかというと、「ひとりで寂しいなぁ」と思っていたほどです。
しかし、一緒に行く人がいないので何度かソロキャンプに行くうちに、どんどんソロキャンプが楽しくなってきて、グループキャンプをすることが増えた最近でも「ソロキャンプしたいなぁ」と思うことがあります。
では、実際に何が楽しいのか、何が魅力なのか、私が思うソロキャンプの魅力を紹介していきたいと思います。
今回、紹介したいソロキャンプの魅力はこちらです。
➀自然を満喫できる
➁自分の自由に行動できる
➂思い立ったときに行ける
➃好きなレイアウトにできる
➄キャンプ飯をひとり占めできる
➅荷物が少なくなる
➀自然を満喫できる
キャンプは山や海、川の近くでするので、自然を満喫することができます。
ソロキャンプなら喋る相手もいないので、なおさら思う存分にのんびりと自然を感じることが可能です。
真面目な日本人は仕事や人間関係にストレスを感じている方も多いでしょう。
リフレッシュのために、ソロキャンプに行って頭を空っぽにするにもひとつです。
➁自分の自由に行動できる
基本的に、キャンプはキャンプ場に着いたらテントを設営し、その他のギアを設定して、夜には焚き火をしながらご飯を作って、など一緒にキャンプをする人と協力して動くことが重要です。
しかし、ソロキャンプなら自分の好きなように行動できるので、相手に合わせる必要がありません。
そのため、テントを設営せずビールを飲んだり、好きな時間に温泉に行ったりと、好きなように行動できるのが最大の魅力といえます。
「相手に合わせるのが苦手…。」「プライベートぐらい自由に過ごしたい…。」
そんな方は、自分の自由に行動できるソロキャンプがおすすめです。
➂思い立ったときに行ける
キャンプ場に行くときは、事前に予約が必要なのでグループキャンプの場合は予定を合わせる必要があります。
しかし、ソロキャンプの場合は「キャンプに行きたい!」と思ったときに行けるので、かなりフットワークが軽くなります。
思い立ったときに行動できるのはひとり行動最大のメリットですよね。
予定を立てずに行動したい方は、その勢いで一度ソロキャンプに行ってみてはいかがでしょうか。
➃好きなレイアウトにできる
キャンプのレイアウトはモチベーションにも繋がるので意外と重要なポイントです。
その点、ソロキャンプは自分の好きなギア(道具)を買って、自分の好きなようにレイアウトを組めるので、ひとり空間を存分に楽しむことができます。
恋人とキャンプに行く場合は恋人の趣味に合わせる必要があり、ファミリーキャンプの場合は子供が中心になってしまいます。
好きなものを好きなように自分の周りに置けるソロキャンプは、ひとりの趣味としては最高といえるでしょう。
➄キャンプ飯をひとり占めできる
恋人や友達とキャンプに行く場合、もしかしたらキャンプ飯も好きなように食べられない可能性があります。
しかし、ソロキャンプなら、好きなものを作って好きなように食べても誰にも文句を言われることがありません。
どんな味付けにしようが、何をかけようが関係ないので、ノンストレスでキャンプ飯を堪能することができます。
➅荷物が少なくなる
グループキャンプやファミリーキャンプの場合、どうしても必要なギアが増えるので荷物が多くなってしまいます。
しかし、ソロキャンプの場合は最小限のギアを持っていけばよく、それぞれのギアも小さいので荷物が嵩張る(かさばる)ことがありません。
中には、テントを持っていかずにタープ泊やブッシュクラフトを楽しんでいる人も多いので、興味がある方は挑戦してみてください。
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ソロキャンプはこうやって楽しむ!
ソロキャンプの魅力をお伝えしましたが、実際、どうすれば楽しめるのか分からないという方も多いでしょう。
正直、ソロキャンプの楽しみ方は人それぞれで、好きなことを自由にするだけで良いのですが、ここでは私なりの楽しみ方を紹介していきます。
紹介したいソロキャンプの楽しみ方はこちらです。
・豪快なキャンプ飯にキンキンのビール
・ガジェット感のあるギアを揃えて雰囲気を出す
・最小限の荷物でサバイバルを楽しむ
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豪快なキャンプ飯にキンキンのビール
キャンプに慣れている方や料理が好きな方は、キャンプ飯にこだわるのもひとつですが、どちらも初心者の方はとりあえず肉の塊を焼くだけで十分です。
塩コショウで味付けをして、焚き火で豪快に焼いやステーキは、クーラーボックスでキンキンに冷やしたビールとの相性が抜群。
私もそうでしたが、はじめは難しく凝ったキャンプ飯を作るのは難易度が高くなります。
また、キャンプ飯にこだわると持っていくギアの数も増えるので、はじめは最低限の荷物で作れるキャンプ飯を作るのがおすすめです。
ガジェット感のあるギアを揃えて雰囲気を出す
ガジェット感のあるギアって男心をくすぐりますよね。
しかし、女性からすると「何が良いの?」と思われてしまうことも多く、女性とキャンプに行く場合は少し敬遠されがちです。
そのため、ソロキャンプの時ぐらいガジェット感のあるギアを揃えて、思いっきり楽しんでみてはいかがでしょうか。
最小限の荷物でサバイバルを楽しむ
ソロキャンプを突き詰めると、ブッシュクラフトに行きつく人が多いです。
ブッシュクラフトは「生活の知恵」と言われ、自然の中にあるものを利用して生活をすることをいいます。
よくサバイバルと混同されがちですが、サバイバルは「状態」を指すのに対し、ブッシュクラフトは「手段」を指すものです。
よりサバイバル感を楽しみたい方は、荷物を最小限にしてブッシュクラフトをするのも良いでしょう。
初心者が知っておきたい!ソロキャンプの注意点
これからソロキャンプを始めようと考えている方は、注意点も知っておきましょう。
自然の中で行うキャンプは危険なこともあれば、中にはキャンプブームに乗っかってマナーを守れない人もいます。
キャンプ初心者が知っておきたい注意点は、こちらです。
・管理人がいるキャンプ場を選ぶ
・防犯対策は万全にしておく
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管理人がいるキャンプ場を選ぶ
よりサバイバル感を出すために野営を検討している方も多いと思いますが、はじめから野営は危険なので、なるべく管理人が滞在しているキャンプ場を選ぶようにしましょう。
とくに、女性がひとりで野営するのは危険です。
キャンプに慣れている場合は問題ありませんが、初心者の方は管理人がいて安心できるキャンプ場を選んでください。
もし、野営する場合は、万が一に備えて身内や友達などに「野営すること」を伝えておくと良いでしょう。
防犯対策は万全にしておく
“管理人が滞在しているキャンプ場なら安全”と言うわけではなく、最近はキャンプ中の盗難被害も増えています。
そのため、テント内に貴重品を置かない、センサーライトを設置するなどの防犯対策は万全にしておきましょう。
ソロキャンプは寂しい?それも魅力のひとつ!
ソロキャンプを始めようと考えている方が一番気になるのは「ソロキャンプって寂しいのでは?」という疑問ですよね。
正直、ソロキャンプが寂しいと思う方も多いはずです。
私もはじめはそう思っていました。
しかし、それもまたソロキャンプの魅力のひとつで、数を重ねるうちにだんだん寂しいよりも楽しいが勝ってくるものです。
そのため、まずはリフレッシュのために、ソロキャンプに行ってみるのも良いでしょう。
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まとめ
ソロキャンプは寂しいイメージがありますが、意外にも魅力が多く、やってみると心もリフレッシュされ楽しいものです。
日々の仕事や人間関係に疲れた方は、思い切ってソロキャンプに行ってみてはいかがでしょうか。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。