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【結論】キャンプにタープはいらない?必要な状況とタープの役割とは

「キャンプにタープって必要?」
「タープがいらない人ってどんな人?」

キャンプといえばテントにタープというイメージですが、本当にタープは必要なのか、疑問を抱いている方も多いはずです。

そこで、この記事では

・タープ3つの役割
・キャンプでタープを使うデメリット
・タープがいらないと言われる理由

について、詳しく解説していきます。

この記事を読むことで、自分にタープが必要なのかどうかが分かり、状況によっては荷物を削減することができます。

タープの役割や、タープが必要な状況など、少しでも気になる方はぜひ参考にしてみてください。

編集者

Shun Honke

■ mypace outdoor運営者
公務員を退職後、不動産、広告代理店で営業兼コンサルタントを経験したのち、独学でマーケティングを学び、ITベンチャー企業でマーケティング担当に。その後、フリーランスとなり、趣味であるキャンプ・サーフィン をするために宮崎県に移住。株式会社OUTRIPを設立し、アウトドアブランド「mypace outdoor」を立ち上げる。

contents

    なぜキャンプでタープが必要?3つの役割とは

    タープの「いる」「いらない」を判断するには、そもそもなぜキャンプでタープが使われているのか、役割について知らなければなりません。

    キャンプでタープが使われる主な理由はこちらの3つです。


    1. 日除け
    2. 雨対策
    3. 居住スペースの確保



    日除け

    タープを使う一番の目的は「日除け」です。

    夏のキャンプは紫外線が強く、ずっと野外にいると大人でも熱中症になってしまう危険性があります。

    そのため、タープで屋根を作ることで直射日光を遮り、紫外線による肌のダメージを抑えることが大切です。

    小さなお子さん連れのファミリーキャンプでは、熱中症対策としてタープは必須といえるでしょう。

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    雨対策

    タープは「雨対策」としても有効です。

    自然の中で行うキャンプでは、天気予報が晴れだったとしても急に天候が変わり、雨が降ってくることがあります。

    そんな時は、タープの下で雨宿りができるのでとても便利です。

    例えば、キャンプ場に着いてすぐにタープを張っておけば、テント設営中に雨が降ってきても雨が止むまでタープ下で待機することができます。

    また、タープ下に荷物を置いておけば、万が一の際にも雨ざらしにならないというメリットもあります。

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    居住スペースの確保

    タープを使うことで、居住スペースを確保できるというメリットもあります。

    タープがないと周りから丸見えですし、混み合ったフリーサイトではどこまでが自分たちのスペースか分からなくなってしまいます。

    そんな時は、タープを使って居住スペースを確保しておくのがベストです。


    キャンプでタープを使うデメリット

    タープは汎用性が高く何かと便利なアイテムですが、もちろんデメリットも存在します。

    キャンプでタープを使うデメリットがこちらです。


    1. 荷物が増える
    2. 設営が面倒くさい
    3. 場所を取る



    荷物が増える

    タープを持って行くことで、荷物が増えるというデメリットがあります。

    小さめのタープならそこまで荷物になることはありませんが、収納時の大きさはテントと同じぐらいです。

    そのため、なるべく荷物を少なくしてキャンプに行きたいという方にとっては、少しネックに感じることもあるでしょう。


    設営が面倒くさい

    キャンプでは、設営するギアを減らすのもひとつです。

    例えば、設営をテントだけにすればその分撤収もラクになり、急な強風や大雨の際にも片付けるギアが少なく済みます。

    また、タープはピンと張るのが意外と難しく、設営が面倒くさいと感じるキャンパーが多くいるのも事実です。


    場所を取る

    貼り方にもよりますが、タープは設営すると意外と場所を取るものです。

    そのため、混雑時のフリーサイトや、小さめの区画サイトでは逆に邪魔になってしまう可能性があります。

    また、タープを設営するなら別途費用が発生するキャンプ場もあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。


    キャンプでタープがいらないと言われる理由

    タープは日除けや雨対策など、さまざまな面で活躍してくれるアイテムのひとつですが、なぜ「キャンプにいらない」と言われているのか。

    その主な理由がこちらです。


    1. 対策すればタープは必要ない
    2. キャノピーがあれば十分
    3. 1人で設営が難しい



    対策すればタープは必要ない

    「キャンプにタープはいらないのでは?」と言われる理由のひとつは、対策すればタープがなくても何とかなるからです。

    対策とは日除け対策や雨対策のことで、

    ・木陰に設営できるキャンプ場を選ぶ
    ・夏でも涼しい高原のキャンプ場を選ぶ
    ・雨が降ったらすぐに車には入れるようにオートサイトを選ぶ

    などの対策を取っていれば、タープがなくても何も問題ありません。

    ただし、フリーサイトの場合は、必ず木陰の良い場所を取れるとは限らないので注意しましょう。


    キャノピーがあれば十分

    タープの主な役割は先ほどお伝えしたとおり

    ・日除け
    ・雨対策
    ・居住スペースの確保

    の3つですが、テントにキャノピーがある場合はすべてを満たすので、タープは必要なくなります。

    また、キャノピー以外に、ツールームテントやトンネル型テントを使っている場合もタープは必要ないので持って行く必要ありません。

    あくまで、タープは“テントに前室などの居住スペースがない場合”に必要と覚えておきましょう。


    ■キャノピーとは?

    キャノピーとは、テントの出入り口にあるひさし部分のことで、日光や雨水を遮るだけでなく、風をブロックし、テント内部を快適で保護された空間にする役割も果たします。


    1人で設営が難しい

    タープの設営は少しコツが必要で、慣れるまでは1人で設営するのは難しいです。

    しっかりとピンと張るには2人、もしくは3人必要なので、ソロキャンプでは「タープはいらない」と思っている方が多くいます。

    私も、ソロキャンプでは設営が面倒なのでタープを使うことはほとんどなく、グループキャンプの際は必ず持って行きます。


    【結論】キャンプでタープはいらない!が状況による

    結論、キャンプでタープが必要かどうかは状況によります。

    テントにキャノピーがある、もしくはツールームテントやトンネル型テントで居住スペースが確保されている場合は必要ありませんが、そうでない場合はあったほうが便利です。

    “キャンプにタープはいらない”と言われることも多いですが、個人的にはタープがあれば不安なくどこでもキャンプができるので、ひとつ持っておくことをおすすめします。




    まとめ

    タープには、日除け、雨対策、居住スペースの確保という3つの役割があります。

    そのため、キャンプでタープはほぼ必須アイテムとされていますが、中には「キャンプにタープはいらないのでは?」という声もよく耳にします。

    その通りで、タープが必要かどうかは状況によって異なります。

    例えば、「事前に木陰のあるキャンプ場を選んでいる」「テントにキャノピーがある」という場合は、タープがなくても問題なく過ごせるため必要ありません。

    しかし、私個人の意見としては、タープがあることで不安もなくなり、どこでも快適にキャンプができるのでひとつ持っておくことをおすすめします。

    タープを購入するかどうか迷っている方は、まずはどのようなタープがあるのかチェックしてみてはいかがでしょうか。

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