【最新】グランピングとキャンプの違い!それぞれの魅力を詳しく解説
「グランピングって最近聞くけどどうなの?」
「グランピングとキャンプって何が違うの?」
近年グランピングが話題を集めていますが、アウトドア経験がない方からすると「結局なのが違うのか」疑問に思うこともあるでしょう。
そこで、この記事では
・グランピングの特徴と魅力
・キャンプの特徴と魅力
・グランピングとキャンプの違い
について、詳しく解説していきます。
この記事を読めば、グランピングとキャンプの違いが分かり、どっちが自分にとって合っているのか分かるようになるはずです。
「グランピングとキャンプ」というテーマで解説していきますので、グランピングやキャンプに少しでも興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
編集者
Shun Honke
■ mypace outdoor運営者
公務員を退職後、不動産、広告代理店で営業兼コンサルタントを経験したのち、独学でマーケティングを学び、ITベンチャー企業でマーケティング担当に。その後、フリーランスとなり、趣味であるキャンプ・サーフィン
をするために宮崎県に移住。株式会社OUTRIPを設立し、アウトドアブランド「mypace outdoor」を立ち上げる。
contents
グランピングの特徴と魅力
グランピングの特徴と魅力は大きく5つ。
- 豪華な宿泊施設
- 手ぶらでOK
- 自然を考慮したロケーション
- 充実した食事とサービス
- ペットと宿泊できる
豪華な宿泊施設
グランピング最大の特徴は、快適さと贅沢さを重視した豪華な宿泊施設です。
基本的には、テントではなく広々としたベッドルームやリビングエリア、専用バスルームなどが備わっています。
また、エアコンや暖房、電源などの設備も整っており、快適な環境で自然を満喫することが可能です。
さらに、プライベートデッキやホットタブ、バーベキューグリルなどのアウトドア施設も用意されており、グランピングは自然の中での贅沢な滞在を追求する人々にとって理想的な選択肢といえます。
手ぶらでOK
キャンプといえば、テントやシュラフ、チェアにテーブルなど、数多くの道具が必要です。
すべて揃えると、安くても3万円以上、ファミリーキャンプなどの大人数キャンプの場合は10万円以上かかることも十分に考えられます。
その点、グランピング施設には必要な設備や道具がすべて揃っているので、キャンプ道具を持っていく必要がありません。
手ぶらで行けるのは、キャンプ初心者の方にとって大きなメリットといえるでしょう。
自然を考慮したロケーション
グランピング施設では、美しい自然環境に調和しながら設計されており、自然を考慮したロケーションを楽しめます。
広大な森や青々とした草原の中にあり、テントやコテージは風景に溶け込むように配置されているため、自然の美しさを最大限に楽しみながら快適な環境で過ごすことができます。
また、グランピングではエコな取り組みもあり、再生可能エネルギーの利用や廃棄物のリサイクル、環境保護活動への参加など、自然への配慮が行われています。
そのため、自然との調和を大切にしながら贅沢な滞在を楽しめることが、グランピングの魅力の1つといえるでしょう。
充実した食事とサービス
グランピングでは、豪華な食事体験と専属スタッフによる充実したサービスが提供されており、高品質な食材を使用した豪華な食事が堪能できます。
また、グランピング施設では専属スタッフがおもてなしに力を注いでおり、宿泊中はまさに“至れり尽くせり状態”
グランピング施設によっては、利用者の要望に応じてアクティビティの手配やツアーガイド、特別なリクエストへの対応など、細やかな配慮がされることもあります。
グランピングは、美食と極上のサービスを組み合わせた贅沢な体験を求める人々にとって、最高の施設といえます。
ペットと宿泊できる
ペットと一緒にキャンプに行きたいと考えている方も多いでしょう。
しかし、増えてきているとはいえ、ペット宿泊可のキャンプ場はそこまで多くはありません。
また、ペットと一緒にキャンプに行くなら、ペット用のテントなども購入する必要があります。
そこで、ペットと一緒にアウトドアを楽しみたいならグランピング施設の利用がおすすめです。
近年では、ペット宿泊可のグランピング施設が増加傾向にあり、ドッグランなども併設されていることがあります。
中には、同じ部屋で過ごせるグランピング施設もあるので、室内犬とのアウトドアも安心です。
キャンプの特徴と魅力
キャンプの特徴と魅力はこちらの3つ。
- 自然を通したアウトドア体験
- 自己満足感とスキル向上
- アウトドアアクティビティの体験
関連記事
キャンプにメリットってある?デメリットや注意点も紹介
自然を通したアウトドア体験
キャンプの大きな特徴は、自然の中で思い切りアウトドアを体験できることです。
キャンプではテントを設営して自然の中で過ごすので、鳥のさえずりで目を覚ます、川のせせらぎを聞くなどの非日常を体験できます。
都会の喧騒から離れ、森や山、湖や川などの美しい景色を堪能することで、身も心をリフレッシュされるはずです。
キャンプでしか経験できないことも多いので、自然の中で過ごしてみたいという方には大きな魅力があるといえるでしょう。
自己満足感とスキル向上
キャンプでは、自分でテントを設営し、焚き付けを行い、料理をするなど、人間が生きていく上で必要なスキルが身に付きます。
また、正直キャンプは自己満と言っても過言ではありません。
テントが立ち、快適なキャンプスペースが完成した時や、自分の手で調理した美味しいキャンプ料理を味わった時に自分だけにしか分からない満足感が得られるはずです。
自己満足感とスキルの向上を通じて、キャンプは自分自身の成長と達成感をもたらす良い機会となるでしょう。
アウトドアアクティビティの体験
キャンプ場によっては、サイクリングや釣り、カヌー、ボートなど、さまざまなアクティビティを体験できる場所もあります。
都会で暮らしていると、なかなか自然の中で遊ぶことがありませんよね。
もちろん、キャンプだけを楽しむのも良いのですが、たまにはアクティビティを体験して日々のストレスを発散するのもひとつです。
また、ファミリーキャンプではお子さんも喜ぶこと間違いないので、キャンプに行く際は近くのアクティビティもチェックしてみてはいかがでしょうか。
【比較】グランピングとキャンプ!主な違いとは
グランピングとキャンプは同じと思っている方も多いと思いますが、実は全く違うアウトドアです。
それぞれの特徴や魅力をお伝えしましたが、ここからはグランピングとキャンプを比較しながら「具体的に何が違うのか」紹介していきます。
グランピングとキャンプの主に違うポイントはこちらです。
- 宿泊環境と快適さ
- 自然体験のレベル
- 必要な費用
宿泊環境と快適さ
グランピングとキャンプでは、宿泊環境の快適さが全く違います。
グランピングでは、豪華な宿泊施設が提供され、広々としたベッドルームや専用バスルーム、設備の整ったキッチンなどの快適な空間が用意されているのに対し、キャンプでは基本的にテントで過ごすというシンプルな環境です。
そのため、宿泊環境の快適さは断然グランピングが優勢ですが、もう少しアウトドア要素が欲しいという方は物足りなく感じる可能性もあります。
自然体験のレベル
グランピングとキャンプの比較において、自然体験のレベルも重要なポイントです。
グランピングでは自然との直接的な接触は限られてしまいますが、キャンプは自然と直接触れ合える環境にあります。
そのため、より自然を感じられるという点ではキャンプに軍配があがります。
しかし、自然が近いということは、さまざまな対策や準備を自分でしなければいけません。
例えば、夏の紫外線対策や虫対策、冬の寒さ対策など、すべて整っているグランピングとは違い、キャンプは自分で準備する必要があるので頭に入れておきましょう。
必要な費用
施設によって異なりますが、基本的にグランピングは食事付き(2食)プランで20,000円~50,000円程度が相場です。
中には、1泊10万円を超えるような高級施設もあり、グランピングは決して安いとはいえません。
その点、キャンプ場なら一泊5,000円以内とかなりリーズナブル。
もちろん、設備などの違いはありますが、1人50,000円なら2人で行くと10万円かかることになります。
設備の充実さが全く違いますが、グランピングが高いと感じた方はキャンプから始めるのも良いでしょう。
グランピング施設の種類
グランピング施設には大きく4つの種類があります。
それぞれの施設で特徴が異なるので、ここで詳しく紹介していきます。
テント
グランピングのもっともオーソドックスなスタイルで、よりキャンプ感を味わえる施設です。
通常のキャンプテントと違う点は、冷暖房や寝具などの設備が完備されていること。
また、家族でも広々過ごせるように、大きめのテントが使用されています。
テント内はホテルのような雰囲気ですが、あくまでテントなので外の自然の音はしっかり聞こえてきます。
季節問わず快適に過ごしながら、アウトドアも感じられるのはテントスタイルの大きな魅力といえるでしょう。
コテージ(ヴィラ)
コテージとは、木造一軒家のような造りで「ヴィラ」と呼ぶこともあります。
テントよりも家に近い感覚でアウトドアを満喫でき、キッチンや水回りなどの設備も充実しています。
キャンプというより「別荘」に遊びに来たという感じですが、ファミリーや大人数でアウトドアを楽しみたい場合におすすめです。
トレーラーハウス
近年、話題となっているのが「トレーラーハウス」です。
大きめのキャンピングカーというイメージで、設備自体はコテージなどと大差はありません。
そして、トレーラーハウス最大の魅力は「雰囲気の良さ」です。
アウトドアが好きな方は、誰しもが”キャンピングカーで生活したい”と考えたことがあるのではないでしょうか。
トレーラーハウスは、アウトドア好きの夢をひとつ叶えるような「ロマンの塊」といっても過言ではないでしょう。
キャビン
キャビンとは、小さな家や小屋を指す言葉で、ひとり1部屋が一般的です。
トイレやお風呂などの水回りは共有になっていることが多く、コテージに比べるとこぢんまりとした印象です。
その分、宿泊費用が安い傾向にあるので、設備よりも費用を優先する方におすすめです。
グランピングとキャンプどっちがおすすめ?
グランピングとキャンプ、結局どっちがおすすめなのか、それは“人によります”
「アウトドアはしたいけど、テントで寝るのはちょっと抵抗がある」という方はグランピングがおすすめですし、「自然を思い切り感じたい」という方はキャンプがおすすめです。
あとは、何を妥協して、何を取るか。
高くても良い施設に泊まりたいのか、トイレやシャワーなどが多少汚くても安くアウトドアをしたいのかなど、状況
によってもおすすめは異なります。
自分が何をしたいのか、誰と行くのかなどを考えた上で、検討するのが良いでしょう。
関連記事
グランピングとキャンプは何が違うのか?魅力やメリットを詳しく解説
まとめ
グランピングとキャンプは混同されがちですが、実は全く違います。
グランピングは「豪華な宿泊施設」「自然を考慮したロケーション」「充実した食事とサービス」などが魅力ですが、キャンプは「サバイバル感」や「アクティビティ」を楽しむものです。
また、グランピングとキャンプでは設備や費用なども異なるので、事前にそれぞれの違いを理解しておくことが重要です。
グランピングとキャンプは、それぞれに魅力がありデメリットがあります。
良い時間を過ごすためにも、自分がどちらに向いているのか、しっかり考えて検討するようにしましょう。